椅子と腰のお話

半月前に液タブを外して、かなり板タブに慣れつつあります。
これ、結局何が良いかというとですね、絵を描く方はお分かりかと思いますが、姿勢が圧倒的に楽なんです。

机(アナログ)でも液タブでも、視線が下になりますよね。紙とか液晶がある所。でも、板タブだとふんぞり返って打てるんです。背もたれに体を預けた姿勢。

この姿勢は腰に悪そうって思います。自分もそう思います。

で、ここ、自分も今研究中で、どっちが正解なのか解らないんですが、背をまっすぐに、いわゆる「良い姿勢」で座ると、座骨1点に上半身の体重が集中しますよね。当然、腰にもしっかりと重さが掛かってると思うんですが。

多くの本やサイトでは、そのよい姿勢で座りなさいって書いてあって。でも、それ言うのは古い資料が多いと思います。ネットの記事は、まぁ、テキトーに書いてあるでしょうからテキトーに参考にしてます。昔はネットに真実があったのにねぇ(老人会)

たしかに、腰を猫背にするより、良い姿勢で背骨S字の方が体重を座骨に逃がすだろうというのは想像できるんですけど、そもそもその逃がす体重を背もたれに預けてしまえば腰の負担も軽くなると思うんですよ。

で、長年愛用のアーロンチェアはそのような作りになっています。寄りかかると90度ではなく、110度ぐらいになるらしいです。

なら、アーロンで良いじゃん、と。でも、アーロンは、座板がネットなので、お尻を包み込むように座る(=それが、骨盤への荷重を避けてるみたい)んです。これが、おしりのほっぺたを圧迫して、梨状筋(お尻の量外側にあるらしい)にストレスをかけている感じがします。

ただ、安い椅子で一瞬に激痛になる座骨は、アーロンでは全く痛くなりません。このあたりはさすが。

で、座板はネットでなくクッションで、すこしふんぞり返れる椅子をニトリで見てきたのですが、これといったものがなく。ひじ掛けが内側に動くのが良いんですよ。なかなか、無いです。

で、うちにある隠し玉のオカムラのシルフィーです。これ、そのひじ掛けが無いんですよ。しらべたら、オプションでひじ掛けがあると。そのひじ掛けは、内側に曲げられると!これですよ。シルフィーひじ掛けアームバージョンで臨んでみようと思います。

アームだけで、ニトリの椅子買えるぐらいのお値段なんですけど。。。ヽ(´Д`;)ノ

でも、PCに向かうのが辛い、なんてことになるとは、若き日に想いもしませ……いや、したな。自分、かなり視力が良いのが自慢だったのですが、液タブで車運転の時にメガネになったあたりから、ああ、これは体との戦いになるなとは思いました。

製作には、体が重要なんです。ほんとに。
シルフィーレポ、またします。

制作の事が描いてない時は進んでないと思って頂いて……