「CG集」の顛末。

091102.jpg 新作お買い上げくださいました方、本当にありがとうございましたm(_ _)m CGと言う、前作の小説とは真逆の作品内容です。なんか、お話を楽しみにしてくださっている常連さんを裏切ってしまうような痛い気持ちをふっきれぬままの勝負でしたが、皆様にはどう映りましたでしょうか?
 
 その新作CG集ですが、一応、簡単な文章は入っております。「ノベル+CG」というカテゴリでも許されるかな……?というギリのラインです。実は、ここから文章を長くするのは難しくないです。核さえ出来てしまえば、比較的簡単にいじれます。でもそれじゃあ前作との対比にならないので、こうさせていただきました。「CG集」って、よっぽど上手くないと避けられるのもよく解っております。
 
 で、結果なんですけど……
 
 
 
 

 なんと今迄の作品の中で、いちばん高評価を頂いております。過去作品に比べ、評価の絶対数が少ないのでデータとしてはアレですけど、ちょっと嬉しい評価となりました。
 
 この時期はコミケの原稿もやらなきゃいけないし、実はいま、ペンが走ってる(っていうのかな)のか、絵がとても描きやすい状態にあります。こんな状態初めてです。あれだけ苦労した線画も、なんかイケる感じなんです。出来れば、コレを今のうちに固定してしまいたいので、年内もう少ないですが、ちょっとラストまでダッシュかけて攻めて行こうと思っています。
 
 それと、いろいろな形体を試して解ったのですが、私の好きな作品の形ってたぶん、ちょっと前の「ランプレイと女剣士」のが、いちばん近いような気がします。文章もちょっとあって、シーンもある程度繋がってて。でもお話をつなげると、絵的にヒロインをラストでしかぐちゃぐちゃに出来ないので(おぉい)、そこら辺がどうかな……なんて思ったりもしています。
 
 今回みたいなオムニバスだと、ヒロインを何度もぐちゃぐちゃに出来るよさがありますよね。お話形式のラスト一回のぐちゃぐちゃだと、お客さん物足りないかな……とか……。ちょっと価格落とせば一回でも良いのかなぁ……?またいろいろ考えて見ます。エロチックファンタジーの名に恥じぬよう、ファンタジー=「お話」は常に意識してやっていきたいです。
 
 あ、それと。夏前にぐだぐだ言ってたでっかいルーベンスの模写絵、ようやく仕上がりました。ノート内「趣味の油彩画」カテゴリにあります。あたりまえなんだけど、ああ全然、足元にも及ばないや……。17世紀に産まれていたらなぁ……何をしたって工房に入れてもらうんだ……。あ、でもしたら、らばた出来ないか……それはやだなぁ……。
 
 ルーベンスみたいな絵が描けるようになりたいなぁ……ぶつぶつ