スマホに、その日の歩数が解る機能がついておりまして。先日、東京モーターサイクルショーに行った日は1万歩以上だったんです。でも、過去1年の平均は日に1000歩でした。
これ、ヤバい歩数です。筋肉が腐ってきています。そりゃ足だの腰だの痛くなります。液タブいやだの机のシステムがどうのだの言ってるのは、結局筋肉が落ちてきて体を支えられなくなってきたからのようです。
実に由々しき事態。
そこで、いちばん負荷をかけているのは何じゃろなと、自分会議が開催されました。容疑者はやっぱり液タブです。頑張ってくれているのに可哀想。でも、エキタブ君、姿勢も目も、とにかくあたしの寿命を削っていきます。
なので、液タブ外しました。先週の水曜に。
この4K液タブのある時代に、不便な板タブに。Intious5という、もう何世代も前の。
の、筈なんですけど、あれれ。
なんか、普通に描ける。。。。姿勢はとっても楽。
あれれ?
いえ、実は、液タブと言いつつ、もうずっと、液晶を見ないで描いてたんです。モニターをクローンにして、でっかい板タブとして、液タブを使っていました。なので、既に実質板タブだったんです。
だったら液タブのままで良いじゃん、って思うでしょ。
板タブにして思ったのは、「諦め」がつくんです。
手元が光ってると、そっち見ればダイレクトに描けるので、なんか集中できないんです。
ここを昔から見ていて下さる方が、自分の妄想以外にももしいらっしゃるとすれば、挿絵のクオリティのバラツキにお気づきだと思います。
まぁ、どれもさしてうまくはないのですが、色が塗ってある、線が清書してあるってとこより、カタチが取れてない絵がちょいちょいあります。
先週の絵あたりは、線こそ実線で引いてますけど、形はかなり微妙です。
これ、精神が疲れ切ってる時に多分描いてます。液タブの光に負けちゃってるんです。
今日の絵は、主線使ってないというか線自体はかなり雑なんですけど、カタチはそこそこ取れてると思います。家族の為の業務をなしおえて、夜描いているのでそれなりに疲れているとは思うんですけど、ただの黒い板に手を走らせるのは、精神的にかなり楽なんです。
板タブの方が、楽なんです……。
2013年に液タブデビューして、11年目。
板に戻りました。
Cintiq24インチ 20万。
Wacom Cintiq 16 8万
Wacom Cintiq 22 14万
全部で44万。
今使ってる板タブは4万。
勉強代40万と、腰痛と視力。
活かさねば。