コミ1御礼&おれ作品考察

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GW真っ盛りです。今日の関東はお天気もよく。気象庁が昨日晴れるって言ったからムキになって洗濯したのに!今日じゃんそれ!昨日全然乾かなかったよもう!この物語は、未来の本来予報であるモノを確定であると妄信した現代人の成れの果てである物語らない

コミ1ありがとうございました! おかげサマーでらばた工房は盛況でありましたよ!盛況といっても、壁配置の人たちのソレとは違いますけど、コミケの10/1以下と考えていた割にはたくさん来て頂けて嬉しゅうございます!来てくださった方ありがとうございました!新しいお客様初めましてよろしくです! なんかコミ1は、本売りに行くと言うより、近所のフリマに出店する楽しさに近くてあれ本来同人ってそうだよねあれ

で、そのコミ1の売れなさという事ではないですが、マンガ同人誌について思うことを書きます。イベントの時はやはりナマでいろんな人の本を見れたり、話を聞けるので、考察理論的な頭がフルフル回転するのです。

で。コミ1で自分が欲しいなと思った本って、じつわ、あんまりマンガじゃないんですよ。マンガで参加してるくせに。やはり、イラスト系。でもでも、前々日のプリキュアイベントの時に欲しかったのは、絶対マンガ。イラストはよっぽど絵柄が好きじゃないと。

……って、あ、コレ長くなる。追記行ったほうがいいぞ……。

 あ、じゃ、そうそう、忘れないうちに。先日の「ツイッタなんとかしなくちゃ」ですけど、うん、絵をあげるのがいいかなって。どうせ描くんだし。なので、このブログにあげた絵も、あっちいったりしますし、アッチに描いた絵がこっちにきたりもします。今日のから、あっちにもあがったりします。告知&ザ・お絵かきツイッタとなります。プリ垢はいつもの感じでれいかちゅぁああああああああああああんって叫んでます(通常営業

では、なんで、マンガ描いてるくせに、欲しいのはイラストなの?その欲求の差ってなんなの? ってトコからです。

追記にドーン

てか追記に入るボタンとツイートボタン近すぎてちょっと怖いよね。直せないのよね。

なんでコミ1で、マンガじゃなくってイラスト本を欲しいと思ったのか? 答えを自分なりに。多分「理解度」じゃないかなと。プリキュアはもう、しっかり知ってるから、あの子たちがわいわい騒ぐのが好き。

でも、エロでも、特に創作マンガは、その設定や世界を知るのにまず一苦労掛かる。自分を含め、素人の読みづらくなんだそりゃの文章を読んで、「楽しむためには」理解しなければいけない。かといって、部活でおにいちゃんとおねえちゃんがとか言う日常設定のは、別に同人誌でなくても上手い商業誌がいっぱいあるから、ハナからノミネートしない。

で。イラストは「まず絵として楽しめて」、そのあと必要であれば、世界を理解すればいい。目で、絵を見て、好き嫌いを判断するのはとっても簡単だから。えろCGなんかまさにこれで、まず、パッと見の絵があって解説を読みたくなる、というのが自分のパターン。

絵画の鑑賞に似てます。おお!素敵な絵だ!とおもって、これはどの神話のどのシーン、という解説があると、面白いなぁと思う。明日カラバッジョ行ってきます行ってらっしゃい

いえ、そうやって描いてるマンガもありますよネ。連続した絵で見せて、特にセリフの理解が必要のないもの。あれは見やすいですが、読み手としては感情のうわずみを軽く波立たせて終わってしまうので(詩人)、読後に何も残りません。あ、そうか、何でもかんでも「理解するのが面倒な訳じゃない」のか……「好きなものしか理解したくない」のかな……?

そうそう、自分の、理解したくない一等賞は、テンプレートのキャラがぶち抜きゴマで出てきて媚びてると、もう、それ以上読みたくなくなります。高校生設定の制服だったらなお。なんでこんなダサい表現を(うわ)安易に使うかなと、作者をまずdisっちゃうから(うわわ)。でも、多くのマンガ同人誌がそれを採用している気がします。うーんこれが結局「好きなものじゃない」ので、理解したくない=読みたくない ってことなのかなぁ……

でも、「何かを理解するのは面倒だけど、好きなものを理解するのは楽しい作業である」これは、是であると思うのです。若いうちは好奇心も手伝って「理解すること」を積極的にしてくれるので、多少読みにくいマンガでも問題なく行けちゃうと思うのですが、歳をとると、またこれか、で、なかなか先に進もうとしないのかな。また、歳とると、マンガ読まなくなる傾向もあると言いますし(ソースおれ)。理由はこれなのかな。

でも、オジサンでも、つまらないものを理解しようとする事例があります。仕事は、生きるためだから仕方ないからそれ以外で。たとえばこんなの。「引っ越したばかりで何もない部屋にある一冊の本」 そして、ひとばんはこの何もない部屋で過ごさなければいけないとしたら、これは多分、どんな本でも読みます。

なるほど……比較級……。まてよこれは何かのカギかも……その「面白そうなものとは何か」というお宝を見つけるカギに……。ちょっとまとめてミマス

◆ 「嫌いなものは理解したくない→理解できないものはつまらない」=理解できなさそうだな、つまらなそうだな、と思うものは買ってもらえない。あたりまえ体操。でも、「=ならば理解しやすいものを作れ」ではないのです。ここが今回の考察のポインツ。どんなに簡単でも、理解したくないものは理解しない。下に続く。

◆ 「好きなものなら多少面倒でも理解しようとする→先に好きになってもらう必要がある」=ウチに置き換えるなら、「異種姦的なものが好きだから」「読み手の妄想する世界が描かれてるから」読み手は理解しようとしてくださってる……のかな? でもこれは作品の入口にはなるけど、満足とはまた別のカギだ。

◆ 「それ以外に何もなければ、理解しようとする」 → ああ……そうね……異種姦ありそうで案外ニッチだもんね……。そうだ!おとといのコミ1のアフターで「商業って描けない物だらけなんだー」というお話を伺ったのを思い出した。ウチは既に、「引っ越したばかりの部屋にある一冊の本」に近いステージをもらえてるんだ……!

◇まとめのまとめ。

まず絵やシチュで気に入ってもらいなさい。ウチで答えられるモノの中では……、それは「読み手が、見たいと思う世界」だ! そして、「その世界の出来事」を表現しなさい。ああああここもだ!必要なのは超絶な上手さ、ではなく、「その世界の出来事を伝えること」なんだ……!

さらに、「これは何してるのかな?」と興味をそそるような絵を!つまり、絵だけで完結させない、前後を連想させる絵だとさらにナイス!そこにすかさず解説をつけなさい! ああこれなら読んでもらえる……!読み手のココロに届く!

読んでもらえる舞台が出来たら、そのあとようやく、楽しんでもらう準備が出来るのか!そうか!そうなんだ!ココの部分は、勉強してきた……!!

見えた……見えたよオーラロード見えた……!いや、やってること自体はずっとそうやって来てるつもりなんですけど、理論として意識できるのはまたコレ違うの!色文字いっぱい使った!がんばります!