生きてます。腰痛いけどなんとか生きてます。
ひととおりネーム終わったのですが、今回情報が多くて、ほんとに、学研のひみつシリーズ的なマンガになってしまいまして。「地球のひみつ」「ラーバタスのひみつ」的な。半べそでやりなおしています。そうなった顛末を考えながら、反省文を書きます。
ああいった「学習マンガ」のクライマックスは、「そうだったのか!」になる訳です。そういうテレビもありますよね。本当はこうだった、思ってたのと違った、みたいなのがエンターテイメントの核になる訳です。
Q「海は何故青い」→ 子供「水が青いから?」
→A「ううん、水は透明。光が届く云々」→子供「光のせいだったのか!」
これを、らばたでやってしまうと
Q「モンスターは何故女を襲う?」→「女好きだから?」
→「うん、それもあるけど、マナを食べているんだよ」→「マナのせいだったのか!」
面白いかもしれないけど、ヌケけないです。エロ市場で売る以上、解説的なものがエロに勝ってはいけない。今回のネームはこれがメインになってしまいました。
何故そういうネームを切ったか。エロをメインに据えなかったのか?おそらく、伝えたい事=「ラーバタスの世界」がてんこ盛りマウンテンなんです。あれも言わなきゃ、これも言わなきゃ。売りはそれじゃない。それはオマケに位置していないといけない。
あ。そうだ。ひみつシリーズとか言って、実はうち、買ってもらえなかった(マンガ=悪の時代)のです。メインは小学館の図鑑でした。図鑑は大好きだったので、ページが取れてガムテープ仕様にするほど読みました。
ここ。図鑑とストーリーものの違いは、情報の出し方のコントロール。情報をドカンと並べて、見る人に取り捨てしてもらうのが図鑑。情報を順序だてて、物語にするのが秘密マンガ。
自分がいま直面しているものはそれでありんす。どうやら、自分は図鑑的な脳が強いらしい。何を描かなくて、何を描くべきか。
Q「このモンスターはどうやって狩りをすると思う?」→「うーん、襲う」
A「みて、こんなえろい襲い方するよ!」→「やったーー!!!」
A「あ、ついでにこの国はかつての戦争時に」→「それざっくりでいいよもしくは後で資料頂戴」
こっちのほうでもう一度、します。。。月内出したいなぁ(T△T)