カッコよさ、とわ

お世話になっております。高石です。Monster Tours2話、順調?ですよ。ネームほぼ終わりまして、かなり詰め詰めにしたものの……本文のみで34Pになってしまひました。解説入れたら40Pです。うわー読む方疲れちゃいますねこれ。。。

らばたの設定解説の部分をバッサリ行けば、20ページ台には収まると思うんですけど、それをやっちゃうと意味なくなっちゃうので、もう、ここはすみません、大変かもしれないですけど、読んでくださいませ<(_ _)> なるべく読みやすくなるように工夫しております。

話変わって……いや、そんなに変わんない、こともないか、実はですね先ほどまでNHKでサンドウィッチマンのお二人がお風呂に入るという番組見てたんです。普段は裸のオッサンを見る番組なんであまり見ないんですけど、今回は福島のやってました。

原子炉建屋にあのお二人、入って行ったんです。線量計鳴ってるし。でも、番組の全体のトーンはあくまでバラエティー。あの緊張させるBGMとかじゃないです。あんな映像初めて見ました。というより、芸人がやる仕事じゃないんじゃないかってぐらいガチでした。それをバラエティー仕立てでやっちゃうんです。

見てて、カッコイイって思いましたね。彼ら2人も、制作サイドも。視聴者に届けたい、知って欲しいって言うのがビンビンに来ました。

サンドのお二人、ドキュメンタリーにしたら、そういうの好きな人しか見ない→そういう人は既に知っている事なので、普通の人たちに届けるには、自分らが行くしかない、もしくは行かせてくれ、って言ってると思うんです。

制作サイドも、それを解ってて、バラエティーのテイを崩さない。テーマが、目をそむけたくなるようなことだから、何とかうまく、どうやって伝えるかをすごく考えてる気がしました。シビレましたね。

じゃあ、なんで普通のドキュメンタリーには、このシビレが無いのか。それは、そうしようと仕向けているからかなって思いました。ドキュメンタリーには「ひな形」みたいなのがあって、ここでトラブルが起きて、このBGMでヤバくなって、みたいな。

作り手は「このひな形に合わせようと」作ることになる。民放なら数字やスポンサーを見る。下手したら、制作会社の上司がOKというように作る。つまり、視聴者を見ていない。彼らの任務を遂行し、お給料を得ることが第一目的で、我々視聴者はオマケだから、シビレない。

ガツンときましたよ高石は。自分はどうだろう?

・バカ売れする為……は、もう、とうの昔にあきらめてます。売れセンとやらを、それを描きたいと思わないから。

・ひな形に合わせる……は、マンガ描き始めたころはそうだったかもだけど、もう、自由にやれるようになったので、合わせてないです。

・上司に、スポンサーに合わせる……いませんもん

じゃあ「視聴者を見ているか?」 今は、超見ています。見ているつもりです。読みにくくないか。話はつながるか。

以前は強く欲していた自分が「絵が上手いって思われたい」のも、もうあんまりなくなりました。下手って言いたい人は言ってろーーだ(何故キレる)今は「何が起こっているか伝えることが出来る画力が欲しい」と思っています。美しいグラデーションを作るより、状況が一発でわかる構図を沢山欲しいです。

そして今まですごく難しかった「お客さんは何が欲しいのか」は、このサンドの番組で結構見えてきました。欲しいものはお客さんによって違う。やることは、お客さんを今この場所ではないどこか遠くへ、と、連れていく事だ。

それが欲しいものじゃなかったとしても、その時間が無駄じゃなかった、楽しかった、と言ってもらえる事だ。

そうやって作ってます。( ゚∀゚)ノ

創作異種姦エロ同人、かっこよくありたいです。