迷ったときは、物事をシンプルに考えよう。

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鉛筆線が、イイ感じですよ。液タブに何万も出してるのに、結局アナログて。さてさて、今日の高石ですが、また、先週に引き続き、第三者目線というか、物語形式でお送りしてみようと思います。これ、お話つくりの練習にもなってるんです。でも、日誌は日誌なので、結構事実を書いてます。もうちょっと付き合ってくださいな
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2:会議は、踊らず。
日々続く脳内会議。日本の多くの会議と同じように、高石のソレも、生産性は著しく低い。何故か。誰も問題の本質を理解していないからだ。誰もと言っても、高石は一人でやってるので、ようは、つまり、高石が理解していないのだ。
問題を整理しよう。「作品形式をどうするか?」である。現在はFLASHで行く、と思っているが、それだとすべての人が楽しめるわけでは無い。スマホどころか、ios、マックもダメである。win機のみである。これだと下手したらかなり少ないのではないか?
これは数年前に通った道だ。その結果、汎用性の高い「画像作品」という結論に至り、製本化も視野に入れた制作となっているのだ。何故それを、覆すか? ひとつは、デジ、FLASH作品ならではの「ADVゲーム」を作りたいからである。もう一つは、FLASHでの制作のしやすさであり、どうせFLASHをつかうなら、画像書き出しではなく、FLASH書き出しに、ということだ。
つまり、問題の論点は形式の理由ではなく「作っても見てもらえないのではないか」という所にある。見てもらいやすい作品を作るべきではないか、ということだ。
だとしたら、画像作品一択である。なにも、悩むことは無い。ADV制作は時間もかかるし、難しさもある。仮に1年間かけて作ったとしても、誰にも見てもらえないとなると、制作の売り上げを生活費にしてる自分としてはかなり厳しい。
「FLASHと画像作品を同じにつくれないものか?」こういうことだ。FLASH形式と、画像形式を同梱にするのだ。いや、メインが、画像形式、おまけにFLASH形式だ。ははん、コレありだ。
まてよ、この案、ちょっと前にもあった気がする。何故、却下したのか?そうだ、あの時は「描きたいもの」が絞り込めてなかったんだと思う。
つまりだ。「主人公が居て、その目線でお話がつながる」のなら、マンガは一番やりやすい。しかし、らばた作品の多くは、「ナレーション物」である。ある女の行動を、神の眼から見ている。動物ドキュメントモノに近い。
では、この作品の目玉はなんだ?それは「特異な生態」だろう。そこに登場する、面白い生態をお送りするのが、この作品の目玉になる。モンスターの面白生態がメイン。
なるほど。だったら、今考えている形式で良い。
結局は、「何が描きたいのか見えていない」から「問題が解らない」のだ。
ちなみに「ある女の感情の浮き沈み」を描こうとすると、マンガの方が圧倒的にやりやすい。いま、自分が描くのは、「モンスターの面白生態」ではないか?
それなら、得意中の得意。いくらでも湧いて出てくる。「こんなモンスターがいるよ」と、いつものように始めればいい。世の中の理不尽にドロップキックとかから入る必要はない。もし、それが必要なら、ちゃんと浮かび上がってくることを、自分は知っている。
高石は一つの結論に達した。
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お、進めそう!新作頑張れそう!
はーい続きまーす。