バズりの心理マーケティング

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今朝はとっても涼しいですが、内容を急遽変更してお送りしております(つながらない文意)。
昨日、なんでもないツイートがちょっとバズリまして、数分で100RT行ったあたりで通知をミュートしました。先ほど見たら、1.2万とか行ってました。
内容は、以前お店やってた時に来たジャスラックの調査員らしき人の思い出だったのですが、トレンドにジャスラックがまた新たな徴収を始めるという記事が載ってる時だったので、みんなのアンテナが受信したみたいです。
で。バズるツイートとはなんだろう?と。考えてみました。
まず、「代弁者」としてのバズリ。自分がモヤって思ってることをうまく言葉にしてくれた者に対する賞賛というか、同意。
次に「身代わり」としてのバズリ。自分も言いたいことがあるけど、それを言うと注目を集めてしまう、叩かれてしまうかもしれないという時に、似たような意見の人をRT、自分の意見に寄せて解釈し、RTする。合わせてコメントすることも。
他には「こんなバカな奴いるよ!」、「変な事言ってるよ」。などかしら。
では、自分の場合は?RTするときはどんなだろう?
「自分の言いたいことの引き金にするとき」が多いかと思います。「今、こういう風潮ですが、自分はこう思う」と。でも、それは、自分に利があるというか、自分に都合よく働くもののみをRTして言います。そうでないものはスルーです。
他にも「こんなのみつけたよー!」とか、「こんな製品出るよ!」とか。
はい、解りました。すべて、「RTで自分の利益につながるモノ」ですね。つまり、自分は全く興味ないですけど、もしバズらせたいと思うなら、「他人の利益になるモノ、他人が都合よく使えるものを提供すればいい」ということになります。
……ん? いま、「バズりに自分は全く興味ないですけど」って言ったぞあたし……。
つまり、「他人の利益には、自分は全く興味がない」ということなのか?それはよくないぞ。商売とは、他人の利益に対価をもらう事だ。
それで。1万RTを超えたあたりからいわゆる「クソリプ」が付くんですけど、これも結局「多くの人がRTしてるものに対し、自分の優位性を主張」することなので、その人の利益の為にやっています。クソリプとは、誰かに対する攻撃ではないのです。
他者を不快にするであろうということも見えないほど、自分の利益に飢えている訳なんです。全ては「自分の利益を得る為に」やっている行為。ということは、自分に利益をもたらせてくれる人を、好きになるし、信じるようになる。
幸い、アタクシは、他者に利益を与える事を、損だとは思わないタイプでありんす。お金は無理だけど(無いからね)、こと創作において、他者が喜ぶ物を作るというのは全く苦痛じゃない。
まとめマス。
・人が「飢えているもの」は、自己認証といったらシンボリックになってしまうけど、ココロの隙間を埋めてくれる何か(=その人本人の利益)だと思う。
・その「隙間を埋めるもの」は、直接的なモノだとあけすけだし、物語の姿をしていると良いと思う、
・「他者の利益に敏感であれ」
なるほど、とても良い学びを得ることが出来ました。