上の鳥みたいなダチョウみたいなのはエグゥって言います。恐らく#03に出てくるかと。机いじってから作業がめちゃしやすくなっています。やった!
はい、で。本日のおれがたりです。らばたの読者の方には、世界構築という神業(かみぎょう。かみわざじゃないよ)をご経験されている方もおられると思います。神業やってしまうと、安易な学園異能もののラノベを迎合できないのも良く解ります。うんうん。
つまりですよ、人と人のドラマを重視するなら、それほど世界は必要でない、それどころか、主人公とヒロイン以外は全部モブ、そんな世界で充分な訳ですよ。ははん、らばたは世界があるから偉いぞ論がまた始まったな。いえ、そーでなくって聞いてよ奥さん。
「モンスターは何のために生きてるか」コレ考えるの面白くないですか?でもこれは即答できまして、らばたのモンスターは、言ってみれば快楽のために生きてます。もっといえばちむこと穴の摩擦係数こそ正義、これは肉体的快楽で、精神的快楽は女の従属とかそういったものも快楽の一つだと思います。
じゃあ、人間は? らばたの住人で、人間族は殆どが女ですが、何のために生きてるのでしょう?難しいですよ。だって、現実社会の我々が何のために生きているかだって、答えるの難しいでしょ。
本来、生き物は生殖のために生きているんだ、って考えれば、生殖が終わったらさっさと死んでしまってOKのはずです。虫とかそうですよね。ライオンとか哺乳類の、子育てが必要な生き物も、こんな、人間みたいに生殖後のほうが長い時間生きるって珍しいんじゃないかなって思うんです。
それで一生懸命、「何のために生きるか」を突き詰めていくと結局「死にたくないから生きる」になっちゃいません?。これ、現代社会ですよ。会社行って仕事してコンビニでお弁当買って帰ってゲームして寝て起きてまたスマホ見ながら会社行って……ね。そうでしょ。そうじゃない人もいるけど。
らばたの女の子たちもそうなのか?死にたくないから日々生きるのか?死にたくないなら冒険行かないでしょ。ねぇ。でも行かなくてはいけない。お金が無いから。ここですよ。ここをしっかり描きたいんですよ。大儀は無いのに、なんだか生きなくてはいけない。現代人と同じ。せっかくファンタジーなのに。
でも、それに対して、明確な生きる理由を持つモンスターとの対比。これがらばた。これが面白いと思ってくださってる人たちがウチの読者層には、そこそこいるんじゃないかって思ってます。
でもね。人が何故生きるか。その答えを簡単に出してくれるシステムがあります。はい、宗教ですね。絶対的な創生主がいて、我々はその主の為に生きて、死ぬ。そう考えるとなんと解りやすい事か。あっと、そう考えれば、解らない事は人間にとって不安なんですね。
とすると、人間が怯えれば宗教が生まれるというのはらばたにもあってしかるべきですので、宗教はあります。ただ、それが精霊魔法の一般化で、かなり揺らいでいます。現代の我々に置き換えれば、科学こそが最高の宗教になってしまっているような世界です。
宗教の発展は、信者を救う。科学の発展は、自分を救う。魔法の発展は……。ね。同じでしょ。ただ、また、ここで逆説的な疑問がわいてきます。自分は、宗教を、科学を、魔法を存続するために生きるのか?
……このお話はまた今度。
(取っ散らかって来たから投げ出したわけではない)(こともない)