ようやく過ごしやすくなってまいりましたね。今日はちょっと暑いですけど。で。涼しくなってくると恒例の、アナログを描きたくなるウェーブがきます。またですよ。なんなんですかねこれ。
で。我がタマシイはコレほどまでにアナログを欲するか?今回は具体的に考えてみました。以下、論文なので(どこに出すの)語尾えらそうです。
――結論から言う。アナログ描画の勝負は、「暗記性」である。芸事はほとんどの場合、暗記=会得した技術がモノを言う。継続してその事に取り組む事で、初歩的なことを自動化(無意識で出来るように)し。階段を上る。たとえれば、いつまでも、ピアノの鍵盤にドレミを描き、演奏の際にそれを探していたのでは、話にならないようなものだ。
もっと言えば、PCキーボードのブラインドタッチが解りやすいかもしれない。配列を指が覚えてくれれば、文章を考えながら打てるようになる。コレがキーを探しながらだと、どうしても思考がとまり、文章をつくるのにストレスを感じる。自分はネトゲの会話で、ブラインドタッチが出来るようになった。出来ないとチームでの戦闘に迷惑が掛かるからだ。
つまり自動化(無意識化)することで、意識の部分に空白の作業スペースを稼げる。ここはもっとこうじゃないか?こういったら伝わりやすいのではないか?と。これが、キーボードの例だと、ブラインドタッチが出来ないとキーを捜す事で精一杯で、文章を書くだけで大変な労力を使う羽目になる。
絵の話に戻る。たとえば。目を頑張って可愛く描く。可愛く描ける様になった=暗記したら、次に、その顔のバランスについて。顔のバランスがあたりまえに描ける様になったら、髪を。髪が描けるようになったら、首から下を、みたいに。この階段を上がるとき、新たに出来た作業スペースに「もう少し、こうしたら?」というのが出来る。
今、出た「頑張って」だが、ここに「自分の情熱」がある。「こんなふう描きたい」があるべきなのである。つまり「お手本」。逆に言えば「こう描きたい=描ける様になりたい」となって初めて、暗記というステップに移行する。――
以上が論文です。結局「暗記してかく部分が必要」という事を長く描いただけかもです。そういえば自分は、おっぱいの描画にはお手本がありもした。でも、実写だったので「線を探す」ことをしてしまう。なので、なかなか暗記(記号化)というところまで落とし込めなかったです。また、顔はプリキュアを描き始めてようやく、可愛く描きたいと思うようになりました。
顔が可愛く(場合のよっては少し崩れているのもスキである)自動的にかけるようになり、そして魅力的な体を。キモいモンスを。そこで初めて、こうしてやる!みたいな準備が出来る気がします。
「初めて」って。何年やってんだ。って話ですが。
冬コミは、そんなマンガ。予定。