NewStageへ

150812s.jpg

いよいよ、今週末がコミケとなりました。また、おしながき等、また金曜夜にはUPです。既にピクシブや、ウエブカタログには載ってます。どぞ宜しくお願いします<(_ _)>

いやー。早いものですよ。自分のコミケ初参加は2007年です。月日はあっという間に8年過ぎですよ。自分は今もこうやって、あの時と同じようなことをしています。はい。自分はコミケへ参加という道を選びましたが、実は、これ、当時交流のあったサークルさん達と、自分だけ違う道を選んでいるんです。今日はちょっと、そんなおはなしをさせてください。

時は、3D動画全盛です。DLではとにかく「マンガは弱い」「PDFは売れない」が定説でした。だから、他のサークルさんたちは、動画に行ったり、ゲームに行ったり、3Dに行ったりしたんだと思います。実際、みなさん数字を出していました。それを横目に、自分は、描けもしない漫画をやっていたのです。

製作に費やす時間は、膨大です。どうせ時間をかけるなら、ゲームの作り方でも勉強したほうが、DL向きです。実際、吉里吉里なんかも触ってみました。でも、イマイチ本腰が入らなかったのは、もっと「本質的な部分」を伸ばしたかったからなんです。

マンガは、ひとりで絵物語をつくれる、すごく純粋なフォーマットだと思います。最低必要なのは、紙とペンだけですし。だから、この「えろさ」とか「魅力」とか、本質の部分を伸ばすには、ちょうど良いと思ったんです。ココが伸びなければ、つまり「自分自身のチカラ」が伸びなければ、多分、どこかで打ち止めが来る、飽きられる、っていう危機感です。

決め付けるわけではないですが、動画もゲームも、この本質以外の部分の作業が多すぎて、絶対的に時間を削られます。個人でなく、チームでやるべきものだと思います。すると、人をまとめるというさらに別の作業が。だから、自分で出来る、装飾やシステムをいじって、それっぽくしようとしてしまう。それがやりたいことでないなら、絶対、自分に限界が来る。そう考えたのです。

その時の選択が、正解だったのかどうか解りません。そして愛する常連様のおかげさまのご恩もたまわりまして。自分はまだ、こうして、続けることが出来ています。それに、本質の部分がもっと伸びてくれば、やれることも増えると思うんです。

でも、いつまでも修行気分でいるのも宜しくないです。ようやく、マンガ、CGというフォーマットの面白さがわかりかけてきまして。それを言いたくてちょっと長文になりました。製作、そして絵などにやっと「慣れ」ってやつが出てきたかもしれません。ここからが「演出」の季節です。がんばります。
いつもと同じオチですが、がんばります。