変わるもの 変わらないもの

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びっくりするほど寒くって、風邪みたいな感じに。今日はいっぱい寝てました。ねながら仕事できるマシンが開発されればいいのに(もはや末期
挿絵は新作の女剣士の妹さんのラフです。もうすこしエロっぽくなる予定です。姉妹敗北、いいですよね(いいー

昨年のコミケ新作から、プリキュアマンガを挟みつつ、ずっと、マンガを作っています。その間、「マンガは本業では無いから、趣味だから」と思って作ってるんです。なんでかって、マンガはDLで売れないし、手間数多い割りに、単価を高く出来ないからです。

でも、自分自身のこの姿勢に、疑問は感じています。割に合わないから、テキトー?お金頂くのに? いや、テキトーにはしないですけど、自分の本業はマンガではない、って思ってます……ました……。

例のアレです。じゃあ、何? 自分の本領はどのスタイル?ずっと引きずってる問です。

今、創りやすいなって思うのはHTMLで、昔からあるスタイルのDL作品です。でも、これは、全体的に見ても、圧倒的に特殊な形なんです。今後、クリペでもアニメ機能が入るようなので、ちょっと気にはなっていますが、あくまでDLありきのスタイルです。

これはゲームスタイルにも言えることで、ゲーム作れて、上手く行ったとしても、今はガツンとお金を手に出来るかもしれませんが、多分、DLさんがなくなったら、どうにもならない。

でも、マンガを描けるのは、ある程度いろんなところで通用します。講談社がデジタル誌を紙媒体と同じ時期、価格で売り出して、いよいよ、そう言う時代になっていくのなら、追い風です。

そこで、なんとなく……。マンガを本舞台にしてみようかな……なんて……今……ちょっと思っています。売れないんですけど。だからって迷いながら何も出さない(=生活費¥0)よりは全くマシですし。

頭ボーっとして、おかしくなってるのかもしれませんが、何かでひとつ、残さないと。形を出さないと。ダメな気がします。買ってくださるお客さんにも「オマエハナニモノダ」状態なのは、よくないのです。

マンガを作ってるとき、構想メモを組む時、必ず「マンガ製作の場合」って書きます。でも、これが結局、へんなフィルターになってしまっているのかも……。だから、今、また、岐路です。

なんかの統計で、きょうびの日本。絵を描く人のなかで、マンガを描く人は10%だそうです。それだけ、CGの普及がすごいと。となると、CG勝負は、表現は似てきますし、もはや、頂点がものすごいいる状態ですから、上記のDLスタイルと同じ運命なのかも……。

今、そんなふうに考えています。以前は、マンガやる人は、あんな手間ヒマかけて、奇特だなぁと思っていたのに。変われば変わるものです……。

変わらないものは「世界を、作り続けたい」という思いです。