夏ですねえ(5月)
先ほど、課長を幼稚園に送り届け、ついに我が平日が戻ってまいりました。体はボロボではありますが、なんとか生存できました。絵を描ける幸せ。
さて。GWが終わると、6/30の締め切りが見えてきます。新作は、D型(前回参照)なので、それほど難しくない(筈)です。全然更新されないMonsterTours!ですが、夏前までには1冊出す予定です。
でも、「漫画」じゃないかもです。挿絵のめっちゃ多いテキスト……いや、もう、絵本かも。世界観を漫画で描くより、自分の画力では、文字のほうがいいって事に気が付きました。とにかく、お待たせしておりますので、何とか結果を出したいです。待ってないって言うな
さて。表題の「1万時間の思索」です。「24時間の神話」のサビを思い出します。話がとっ散らかるので、思い出しません。これは誰か有名な人が言った言葉で「1万時間やるとプロになる」って事らしいです。
そもそもこれは本当か?たとえば、その技術の習得自体は多分。数百時間でできちゃうと思うんですよね。のこりの9000時間は何かって言うと、多分無駄な事をすることが必要なんだと思います。無駄な事が必要(哲学
自分はもうずっと自炊ですし、ファミリーが増えてからは毎日三食アタシが作っています。妻様が不用意に、妻様の会社の同僚女性にその話をすると軽い殺意を向けられるそうですが、自分は作るのも食べることも好きなので、この日々のお料理の時間は全く苦になりません。
で。仮に2000年からとしても、日に30分×3回料理を作ったとして、25年間。
・年間:約365日 × 1.5時間=547.5時間
・25年分:547.5時間 × 25年=13,687.5時間
1万時間を超えます。ということは、あたしは既にプロです。というか、お料理担当の奥様はみんなプロってことになります。
で。このお料理、毎回、品評会に出すものを作ったかというと、全くそうではなく、自分が食べられればいい、もしくは、家族の好きな物を作れればいい、的な考えでつくってます。それに、仕込み、買い物の時間をいれたらおそらくこの倍は時間を消費しています。
つまりこれらは「無駄な事」って言われます。Xランドとかだと絶対言われます。でもこれがあるおかげで、風のように鳥のように、今日も華麗に部長課長係長の朝食をサーブできるわけです。
なので、この1万時間説は、ある意味本当と仮定します。だってそうしないとここで終わりになっちゃうから(終わっても良いんじゃ
さて。前置き長くなりまして。自分は2004年から、創作をしています。これまで約50本の作品を出してまいりました。1本およそ、100時間と仮定します。そしてブログ絵は1枚1時間と。
この時点で、
①同人誌制作 1冊=約100時間 × 50冊=約5,000時間
②ブログ絵 週1回 × 1時間 × 52週 × 21年=約1,092時間
そして、実際に絵を描いてないけど、技法書を読んだり、絵画展に行ったりした「無駄な時間」を1日に平均30分追加すると
③0.5時間×7,665日=約3,800時間
合計して
5,000+1,092+3,832= 9,924時間
次の新作を終えると、僕はプロになります。
これは困った。同人のプロだぞ(既によくわからない
でも、確かに、ネームをやってても、見える景色が、変わりつつあるんですよ。
自分はなんで漫画にするか?何で絵を描くか?なんで異種を描くか?
AIが出てきて、ああ、上手く描いても意味ないなってので吹っ切れたのも大きかったかも。
そういうのが、いま、時を経て、繋がりつつあります。
あの日見た夢が、今でも心彷徨う
24年間の神話としても
長えな