ここ数回、ブログの絵がちゃんとしてると思いませんか?いつも通り下手だよ知ってるわそんなもん!その話じゃねーわ!!!……すみません取り乱しました。
下手なりに、ちゃんと描けてる感じしません?「ちゃんと描く」ってのはつまり、自分と絵の間に、コントロールしにくいものが少なくなってきている、ってことなんです。今日はそんな話です。
ほら、鉛筆で紙に描くのはかけるでしょ下手なりに。でもこれが「フォークの先にガムテープで鉛筆張ったやつ」で描くとちょっと書きにくい。
さらに「フォークとスプーンをつなげたものの先に鉛筆」だと、絵を描くというよりもそのフォーク&スプーン機材に意識が集中し、これをいかに自分の思い通りに動かせるか、の勝負になる。
液タブならまだしも、板タブはかなりこの感覚がありまして。ワコムなんかは、これとずっと戦っている。いかに「ダイレクトに鉛筆を持つか」っていう勝負になる。
素直に液タブ買えばいいんだろうけど、たくさんのお金はもちろん、視力と姿勢を交換条件に差し出す悪魔の取引には応じないんです。
自分は今年の3月ごろに板タブが一回り小さくなって、このスプーン&フォーク状態が激化している。モニタは4K。つまり、ペンをちょっと動かすと、紙の感覚の3倍ぐらい一気に動く。
「ちぃいいいッ!!!」(突然のシャア)(3倍)
でも、4Kサイズの大きな板タブは出てないし、デカすぎるのは狭い机に邪魔なのでス。
色々なことを試しました。この巨大な、なかなか抜けない壁を。
そしてついに、「理由は解らないけど、これだと上手く描ける」にたどり着きました。
方法は「下書きをめちゃめちゃ小さく描く」です。PC8801レベル以下のサイズです。
これです↓
ここまで極小化すると、何のバグなのか、手の動きとモニタ上のポイントの動きが一致します。だから下書きをこのドット状態で描いて、主線引くときに400倍に拡大して描きます。
5/31あたりの絵から、この方法で描いています。塗は別に、手とポインタが多少ズレても、そんなきっちり塗り込むタイプの描き手ではないので、問題ありません。ずっとて手探りだったのに、目隠しが外れた感じです。
あきらめちゃダメなんだな。
牛乳の瓶が2本。それぞれ一匹ずつ、カエルが落ちました。
1匹のカエルは、そのままあきらめて溺れ死にました。
もう一匹のカエルは、あきらめずに一生懸命泳いでいたら、ミルクが攪拌されてだんだん固まってチーズになったので、飛び出すことができました。
もう一本の瓶に高石が落ちました。
高石は何故か、水上安全法の指導員の資格(俗にいう日赤)を持っているので、半日ぐらいなら余裕で立ち泳ぎが出来ます。
でも、その資格もずいぶん前に更新をしていないので、高石は沈んでしまいました。
おしまい
夏の新刊は植物姦の予定です!