絵というモノは、どう描きだすべきか

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先週までウイルスでウンウンうなってて、薬飲んでもなかなか治らなくて。痛いところがアタマの後ろなのでコレやばいやつなのかなとか恐怖におびえつつも、体がだるくなってきて。こうなると絵を描くのがめっちゃ辛くなるんです。

その時自分は、決まってなぜか「椅子が悪い」「机の高さが悪い」とか思いだして、つらいのに机の高さ調整とかし始めます。でも治らない。そのあたりで「コレ。またやってるなオレ。。。」て気が付いて、パブロン飲んで寝ます。かなり復活します。風邪じゃん。
こちらではあまり描かないと言った筈のプリキュア絵なんですが、今日は重要な要素を語る為に描いたのです。はい。お絵描き理論です。
自分は、作品を描く時と落書きを描く時の脳の使い方みたいなものが、まったく違います。作品を描く時は、ある程度ゴールを決めて、そこへ寄せて行くように描きます。みんなこういうの好きかな、オレは好きなんだよな、って感じです。といいつつ、キメ打ちしてしまうとエロくならないので、描いてる途中にバンバン変わります。ここが自分のチカラだと思っています。
でも、ツイッターとかにあげる落書きは、何も考えないで書き始めます。動機は、キャラを描きたい、なにかを描きたい、手を動かしたいなどの理由です。誰が何を好きとか何も考えません。なんなら、動画見ながら描いてますので、多分、集中はしてません。そもそも、絵でお金取ってるのに、無料でちゃんと書いたらダメじゃね?みたいな古い考え方も持っています。
で。ここからが本題です。「ゴールを見据えていない絵」というのはどうなるか解んないです。とりあえずキャラを描いて、あとからどうするかとか。この、ゴールを見据えて、手順を構築するのがなかなか脳の力を使うので、らくがきではそこら辺を一切使いたくない訳です。
この「ゴール」というのは、完成予想図、というより「絵のテイスト」みたいなものです。こういう事です。
1:「ただ、線画だけの表現」でプリキュアを描くとすると。
とすると、線画だけで成立するにはどうするか。ただ、バストアップの正面絵なら、キャラデザインに頼り切ることになるし、自分の絵の個性みたいなものを加えても、出来上がりはおおよそ味気ないものになる。
でも、世の中には線画だけで成立してる絵がいくらでもある。それは何故か?何故、線画だけでもカッコいい絵なのか。それができるかどうかがこの勝負がこの場合の「ゴール」になる。
2:「色をあっさり付ける」
普通に書いたら、いつもの感じの超落書きになる。でも、あっさり色のイラストでも、カッコイイのがある。それは何故か?
3:「がっつり塗り込む」
手数が増えれば、絵が複雑になるので、なんか描いてるなーって気になる。でも、惹かれない絵もある。それは何故か。「既に成功しているこの絵はなぜ、惹かれるのか」
絵というモノは、そういうものではないか? 何故その絵が魅力的たりえるのか。それを考えて落書きせねばと、思った次第であります。