マジでもう金曜日なんですね。ネームが出来て例の「これ、どこがおもしろいんだ……?」にハマって頭抱えてます。こねくり回したのはだいたいこうなります。これをシカトできるようになれば一端の同人作家なんだけど。なんか許せない「何か」がありまして。。。
許せないと云へば(流れるように繋がる話題)。アテクシは「食べ物をすてること」がかなり嫌です。というのも、昨今のマイ朝食は、課長係長の食べ残しだったりするのですが(可哀想すぎる)。彼女たちが風邪ひいてたりするときは、ウイルス食べてしまうので食べる訳にはいかず、仕方なく残飯を捨てることになります。
それでこの、自分は、「食べ物を捨てる」という行為が、ほんとおおおおおに、嫌なんです。すんごい嫌なんです。めちゃくちゃ嫌なんです。
さらに課長(4)は、最近偏食気味で。何となく(なのかどうかは解らないけど)食べたくないものは「お腹痛い」って言えば、許してもらえるという知恵をつけたようで。。。では恒例らばた本社日記行きます。
先日は、月に一度のまわる(今はもう回らない)お寿司やさんDAYだったんです。常に行きたい行きたい言うから。でも、握りを数枚食べた後に「お子様セット」を頼んだ課長。でも出てきたら「食べたくない」とか言い出して(子供あるある)、全く手を付けず。
で「食べなよー」と言っても「いらない食べない」と。キミが頼んだんでしょーーといったら、例の、「お腹痛いぃー」。
もう。本来ならアタシブチギレです。本来なら。でも。まず。子供は「自分が何をしているのか解っていない」。次に、本当におなかが痛い可能性がある。そして公共の場で、みんなが楽しく食事をしている時に、それなりの音量で説教を披露したくない。
胃がねじれるかと思うぐらいの怒りを堪えて。やんわり言いましたけど、もうそれ以上言うなら大声で泣くぞの構え。ぐっぞおおお。
さらには、ただ今、そのお寿司屋さんでは一定金額以上食べるとシールをもらえるんですけど、それが欲しいっていうので、自分もある程度頑張って食べてたんですよね。びちょびちょのはまちとか、シャリシャリアイスのまぐろとか。
そのあとに、このお子様セット。古い油の揚げ物と微妙な味の食べ物。キツいなもう二度と来たくないなぁと思いつつ、「手つかずに残して帰る」という選択肢は、アタシには無い訳です。作ってくれた人にも、食べ物さんにも。
まぁ、食べますよね。胃もたれがすごい訳です。完全に気持ち悪い。それで怒れないからもう、感情がおかしくなるわけです。それを察したようで、静かになる課長。
世の中、思い通りになる事ばかりではないけれど(しなやかにつながる話題)、誰かの未熟なやらかしを「なんとかフォローしよう」という人間が、それらの残飯ならぬ残事を、全部尻拭いしてまわる訳です。
そりゃ自分の子なら、我慢もできますけど(……いや、どうかな)、他人だの、面倒な老人だのだったら、もう、絶対処理なんかしたくない訳です。
でも、そこで作家の端くれは「神は何故、出来る人とできない人を作ったか?」と(そして迎える壮大なクライマックス)問いが生まれる訳です。
子供だからできない、というのも回答になってなくて。だからなぜ子供はできないのか?という同義で考える訳です。まぁ、神というか、生命の設計図というか。
そこで、くっそイライラする頭の中で考えました。出来ない人を創る理由は、いってみれば、Windowsです。あれもう、無いと今仕事になりませんよね。その昔は、OSなんかなかったわけで。PC、たとえば、PC8801を仕事に使えるのは「ネクラ(根暗)」と呼ばれていたエリート中のエリートだけだった。当時は「オタク」という言葉は無かったのよ。
そう、そのWindowsが出来たおかげで、彼らエリートから見た、あえて言えば「バカ」にでも、PC作業が出来るようになった。それで、PCを使うバカが爆増したおかげで、いろんな解説書や、今は動画など、周りの事がすごく変わった。新しい仕事も増えた。
つまり、バカの存在、未熟者の存在こそが、人類総合の進化の種なんだと気が付きました。そして、自分ももちろんバカ側で、わが子のわがままも、自分もそれ程大差ないんだと。
ATMとかもそう。最近はめっきり現金を下ろすこともなくなりましたが。あれがモニタにマシン語で書かれていたら僕は操作ができない。でも、バカな自分を見越して、頭のいい人が解りやすいインターフェイスにしてくれている。
そのおかげで、僕はお金をおろし、何か新しいものを作れる(消費するだけかも)ことになる。預けるのは楽、引き出すのは難解というシステムにしてもいい訳なのに(よくない)。
子供のわがままに対し、バカがバカに説教するというのもおかしな話で。でもしなくてはいけない。そもそも説教というものは、知り得たものが知らぬものに教えを説くということだから、感情に任せて怒るのとは違う。
こういう余計なところに脳のリソースを割いて喜んでいる自分も、やはり、なかなかのバカなんだなぁと思う灼熱の6月です。(終わりはいつだって突然)