バー スツール、バーチェアってご存じです?あの、バーにある背の高い椅子です。そもそも、あれって立って作業するバーテンと視線をあまり変えないようにするためだって先輩から聞いたような気がしますが、実際のところは解りません。
今日はそのバーチェアが、アテクシの世界をパワーアップしたというお話をします(新作の進捗言えよ
土曜日に、オートバックスに行ってきました。妻様のニューマシンに巨大なディスプレイオーディオを装着するためです。同時にドラレコも付けるので、待ち時間は3時間以上になるとの事。長い。
3時間は長い。
しかも、このお店はバイパス道路沿いで、周りに時間を潰せるお店が何もない。
さすが埼玉。
お店の奥のデカい漫画棚のある待合室で3時間を潰すことになる訳です。退屈な3時間をどう乗り切るか。
僕はこれをあらかじめ知っていたので、「文章のかきかた」的な本と、要点整理用のノートを持っていきました。この本に何が書いてあって、「自分に役立つ何か」を手に入れるために。
トコロガ。ですよ。思いのほか、3時間はあっという間に過ぎたんです。
本が面白かったから?そうじゃないかも。だってその本は普通のことが書いてあって、それほど新しい発見は無かったから。でも、こんがらがってた頭を整理することはできました。
今日話したいことは、この本の内容じゃなく、自分がいわゆる、「本を見ながら要点を描き出す」という受験生みたいな作業を3時間し続けられたことです。
若い方にとってこれが何を意味するのか分からないかもねむ。そりゃあ私だって、10年前なら、6時間以上連続で、液タブの前で絵を描き続けることはそれほど難しくなかったです。
でも、ある年齢で、1時間以上連続で座り続けることが、かなりきつくなります。体が痛くなりますし、集中力がそがれるんです。なってみりゃわかる!!まじだから!!
で、それが3時間行けた。確かに、一般的な実用書というものは、前半の1/3に重要なことが書いてあるので、強い集中は前半だけで良いのです。後半は理解がグッと楽になりますし。経済とかのガチ本は後半こそ辛いけど。
ともかく今回、私は3時間その椅子と机に座り続けることができました。なぜか?
環境?そう、雑踏は自分も集中力があがることを体感しています。実はもっと、ここに記録したい画期的な発見が……そう、それがバーチェアです。
なぜかこの姿勢、ずっと維持することができました。机も、もちろんバーカウンターです。奥行は30㎝程度しかありません。そんな劣悪環境で、なぜか?
とにかく、その真偽を確かめるために翌日すぐ、取材班はニトリへ飛びました。アウトレットのバーチェアを購入。自宅でその環境を再現するために。昇降機能の無い、すごく普通のバーチェア。見た目がちょっと気に入りました。1万円。
幸い、アタシの机は手動だけど昇降机で、最大高120cmになります。すぐにあの環境を再現することが出来ました
うん、よし、悪くないです。この文章も絵も、バースタイルで書いてます。はい、疲れません。
よっしゃ!!( ゚∀゚)ノ
でも、オートバックスの待合室にあった「バー」、つまり止まり木、足をのせるバーがありません。あとはこれがあれば良さそうです。作ればいいです。「何が必要か」が解れば、問題は解決したと同じ。
ただでさえ、ワシントンのらばた本社6畳の作業部屋には椅子が3つあります。まずシルフィ、そしてデュオレスト。両方とも一般的なデスクワーク用です。それに折りたたみのビーチチェア。休憩と読書用です。今回ここにもう一つ、バーチェアが仲間入りです。何だこの部屋。
でも、この環境で作業が続けられるようになるなら、椅子の展示室で制作するのも悪くないです。
そうそう、オートバックスの待合室、自分は「無料の水くらいあるだろう」と小銭をもっていかなかったのですが、見事に裏切られ、小銭専用の自販機のみでした。
キャッシュレス非対応です。まじか。これは砂漠の民……と思っていたら、こんなとき用にスマホのカバーに小銭を忍ばせていたいつかの私。
備えあれば嬉しいです。
早苗あれば憂いなし(誰)。