水星の次女

印刷所の印刷費割引締め切りは11月30日なので、まだ少し時間があります。ようやくペン入れ入れたので、あと60時間もあれば完成します。あ、今自分は水星にいるので、1日が地球時間にして100日以上なので、まぁ、余裕ですね。ちょっと寒い(-180℃らしい

恒例の割引入稿間に合わないモーニングを迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。このドタンバでいつもよぎるのは「本作ってもいくらにもならないのよね」です。今日はそんな話します。

コミケ直前に製本依頼が殺到しないように、製本屋さんでは少し早めに入稿させることで印刷割引しますという制度があったりします。いやいや、本を販売してんだから、製作費割引とか甘えたこと言ってんじゃねーよとお思いかもしれませんが、自分ぐらいの発行数だと、通常製本価格、ましてや追加料金なんかになってしまうと、本を出すだけ赤字という状況に陥ります。

よく「コミケは8割以上のサークルが赤字」と言われますが、本の制作の人件費を抜きにして、参加費移動費設営費など含めると、1冊500円販売の場合最低でも200、印刷所の価格設定次第では300部を完売しないと、モトが取れません。。

でも「300部完売」という数字は、いっときの艦これとか、すごく流行ったジャンルなら、少し絵が上手ければそこそこいけます。しかし創作でこれをやれってなると、なかなか地獄です。まず、知ってもらえないですからね。800部完売とかできるようになってくると、一冊単価が安くなるので、本を作ってもしっかり利益が出ます。

逆に考えると、800部売れるようになれば、ガンガン本を作っていくべきなんです。

てか、エロでも創作で800出るようになったら多分、商業行った方が良いです。

商業に行くと、商業らしい本を作れって命令されるので、たとえそれが何かの基準に照らして正しいことだとしても、自分は嫌です。

つまり、資本主義は、空想世界の最大の敵なんです(主語でか

グダグダと書きましたが、本は、本の内容で喜んでもらう以外にも、手に入れる喜び、コミケというお祭りに参加する喜びもあるので、ちゃんと作ります。来週は原稿完成のお知らせを出来たらいいなって思っています。

それと先日の11/18、声優の西村ちなみさんのお誕生日つまりキュアビューティこと青木れいかのお誕生日に、うちにも家族がひとり増えました。扶養が一人増えるというのはかようにも時間が無くなるモノかと思い知っております。

嫌ではないですけど。時間は溶けていきます。