いい事考えた。

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ヒトというものはそもそも、言語で考えるものだと云ふ。すなわち、言語化できないものは、考えてないという事だ。考えたつもりでも、考えきれていないということだ。

「こういう絵が描きたい」という結果がある。しかし、そこへたどり着くまでの道がわからない。とりあえず模写を……その前にだ、仮にでもよいので、組み立てを考えてみる。その、こういう絵、というものがここに上げられれば貴兄にもわかりやすいのだが、アタシも描き手の端くれ、著作権には厳粛にありたい。貴兄にはそのあたり汲み取って欲しい。

いま取り掛かっているのは「顔」である。顔をどう表現するか?人物描きにとっては生き死にの問題だ。特に、鼻の影や、頬にできる稜線、陰影だ。アニメ的に塗るには、考えもしなかった部分である。まず、「ドコが」陰になってそれは「何色」であるか。そもそも卵形の立体が、アタシは正しくかけるのか?

整理しよう。問題は「正面顔の陰影を正確に、かつ、美しく描きたい。それを描きだすには」?」 →回答はこうだ。「自分は陰影の場所がまず解っていない。正確な陰影を脳内に叩き込んだ後、色に置き換える手段をとろうと思う」→そのためには→「形を単純化して、描けなくなる所までいく。描けない所が、わかっていない所だ」→具体的な手法は「カマイユ」を使おう。

って、これから↑の挿絵を描くことに。さあ、どんな絵になるやら……

って、おっほほほーーーい水曜日の朝でええええす皆様いかがお過ごしですか!?グローバルメソッド研究所のリーモア・E・高石です!誰!!唐突に謎始まりしてるんですけど、えっと、ブログにね、いつもみたいにぐだぐだ思いつくことを描くのではなく、こうしたいという思考の流れを描いてみたらどうかしら、って。

これ、普段はノートでやってて。書いてるのを後から読むと「うわーってやる」とか「ガシガシ描く」ってのを矢印で結んだりして、言語以外で表記してる部分が多くて。わかるかー、んなもん。でも、その結果、そこに考えが踏み込めてないんですよね。なので、活字ならそれが許されないし、これを読み手のヒトに伝わる=未来の自分にも伝わる、ように書いてみようと思ったの。ちょっと絵描いて来るねー また来週ーアデュ