点と点をあつめて

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なんか突然暖かくなったりしますね。昨日も普通にコート来て出かけちゃって、あまりにムレムレなので腕まくりしたかったのですが、それはかなり痛いビジュアルになると思いましてずっと我慢してました。脱げばいいんだって彼が気づくのには、まだもう少し先。

新作はマンガです。不思議なもので、マンガやってると「HTMLの方が組みやすいなぁ」って思うし、その逆もシカリです。HTMLは、どちらかといえば、静止画という「点」を置いていくかんじで、点と点を繋ぐ部分は、あまり書き込まない方がいい感じです。

対してマンガはむしろ、その「繋ぎ」こそが主で、点が従みたいな。つなぎの面白さあってこその点のような気がします。なので、二次創作なんかは好きなキャラがわちゃわちゃしてれば満足ですし、むしろその決定的な「点」は無い方が読みやすい気さえします。

この二つの考察については、我ながら、真意を得たり、ナタリーはポートマン、ぐらいに思ってます。これは、それぞれの作品形態を立ち上げる際に役立ちます。点が描きたいのか、つなぎが描きたいのか。

僕は、自分のらばたマンガ作の中で一番好きなのが「マーガレット・マイ・ラブ」なんですが、これは、前述の考察によれば、「繋ぎ」を描きたくて描いた物です。だから、マンガとして描きやすかったように思います。点となるべきエロシーンは、代替が効く物ですが、繋ぎの部分は代替が効きません。

でも、いちばんヌケたのは(←作ってる最中に枯れる直前になることもあるのです←要らん情報)芋虫のとか、敗北の町とかで、その直接的な「点」が、作用してるように思います。といいつつ、自分は作り手なので、その点に到達する過程も、作中に書かなくても脳内ではきっちりなぞってるので、それが余計にヒートするのかもです。

自分作品以外でも、好きな作品、と、抜ける作品、は、違う感じですが、欲しい作品というくくりにすると、自分の中では同じかもです。

あ、その新作なんですけど、本に出るのが、5/2のCOMIC☆1というイベントなので、原稿はもっと前に出来上がるのですが、イベントとあまり間が開いちゃうのもどうかなとか思いまして……ただ今調整中でございます。

あっ、それとプリキュアの方の新刊は(聞いてないよ