天を敬い、人を愛す

暑さ寒さも彼岸まで。本当だな!!!涼しくなるんだな!!!??天に唾吐く高石です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

土曜日に、敬天愛人という武術大会に参加してきました。さっくり秒殺されてきたので、ここで吐き出すブログです。今回あまり読む価値はありません。そういうといつもは価値があるみたいですが、そうでもありません。ご存じか!!!(なぜキレてる

試合の練習時間とか?そんなもんないです。いいとこ、娘様抱っこしてのスクワットぐらい。出場種目は、寸止め3ポイント先取。1分持たずに、あっという間に終わりました。ワンツースリー。おそらく全64試合中最もブザマな試合だったと思います。

試合前は正直、負けは無いと思っていて(コレだよ)。

ただ、勝つとしても、打撃で勝つの嫌なんですよ。せっかく武術をやってるのに、観客はカンガルーの殴り合いを丸一日かけて見に来てくれている訳じゃない。打撃でポイントを稼ぐルールなのに、打撃を封印し、武術らしい戦いをみせられればと思っていたくらいです。

なんで寸止めを選んだかというと。まず超絶第一理由に、右手を怪我する訳にはいかない(絵描けなくなるからね)。

次に、間合いや、ガード(←まぁ、アタシ出来てないんだけどだから負けたんだけど)をきちんと身に着けるのは、寸止めが一番なんです。武術とはどうあるか、と考えた時、力の強い人、スピードの速い人が勝つ、となると、結局持って生まれた体格勝負になっちゃいます。そこを「術」で切り抜けたい訳ですよ。それを養うのが寸止めなんですけど、結局「顔面に当たらない=怖くない」から、手をぶんぶん振り回した者勝ちになっちゃうのねと。

それと、ヘッドギアつけたくなかったからなんです。あれつけると、どうしても殴り合い感がぬぐえないですし。顔も見えない。でも会場ではヘッドギア着用マストで、グローブも指定。要項に書いてなかったです。

実はルールもよくわかってなくて。蹴りは良いのか、ボディは当てて良いのか、脚払いは良いらしいけど、投げに見えたらダメとか。でもまぁ、なんとかなるでしょと。行ったら既に、このルールはガードしてブンブンの必勝法が一定のグループでは共有されており。そんなの知らない自分は、1分間いかに観客を沸かせるかを考えていたら、え?なに?と言ってる間に終了です。

実はこの大会は、主催者の方の道場がメインで構成されていて、つまり、ここの生徒さんは「これはやっていいの?これはダメなの?」を稽古中にかなり細かく聞ける訳です。とすると、そのルールから逆算して、やることがおのずと見えてくる……ってこういうの書くとなんか、負け犬の恨み節みたいなのでここらで辞める!ワオーーーン

自分は、こういう「観客が入る競技の勝ち負け」って正直、どうでも良いと思っています。お客さんがよろこんでくれれば。でも、この大会のコンセプトは「子供に見せたい格闘技」で。自分は相手をボコボコにして勝つ姿を子供にみせたくないです。おとーしゃん怖いって絶対言われます。柔らかく、相手の攻撃を無効化する姿を見せたい。達人か。

でも、何も表現できないで負けてるので、勝負の勝ち負け以前に、己のありかた、その方向性について見直さなければなりません。

次回は、出るんだったら、格闘技の大会として「勝ちに行く、相手を倒す」という意識で行くべきなのかもですが、だとしたら、別に出たいと思わないんです。この大会がちょっと礼儀正しいブレイキングダウンのアマチュア版になっていくなら、自分とは方向性が違います。

でも、その柔らかく動く、みたいな表現をする為には、ガンガン来てくれる相手が必要でもあります。自分は「オレ勝ったぜ!ツエーー!!!」を得に行くのか。その武術の道とやらを模索するのか。その為に、練習や、当日丸一日、時間を費やす価値があるのか?

次回参加は、もう少し考えます、というか、いいからその時間絵描けよって話です。