私について語られる出来事

110920.jpg 連日台風の被害が報告されていますが、皆様の地域では大丈夫でしょうか。埼玉在住の高石でございます。こちらは早朝からのコヌカ雨、秋の訪れさもありなんでございます。

 昨年の今頃は、大きなキャンバスに絵を描くために、居住部屋とは別にアトリエ専用にワンルームを借りていたのですが(←貧乏なくせにブルジョア感)あたりまえのように経済難で手離すことになりまして、今は居住スペース+PC作品製作スペース+イーゼルがひとつの狭い部屋に詰め込まれています。寝返りを上手にうたないとキャンバスが布団の上に倒れてきます。もういや。

 で。油彩より乾くのが圧倒的に早いアクリルにまた手を出してみています。仕上げのトコだけすこし発色の良い油彩を使うずるい手です。アクリルは絵の具の伸びというか、描き具合が油と全然違って四苦八苦しています。また狭い部屋なので、絵を離れて見る事が出来ず、携帯に写真でとって確認という切ない作業を続けています。

 ……いや、こうして活字にすると、私は、もう普通に子供も大きくなっていても良いぐらいの結構いい歳なんですが、こう好き勝手に生きていられることに感謝せずにはいられないです。たくさんの大人たちが、一生懸命仕事して日本を動かしてくれているからこそ、私のようなダメ人間がのーのーと生きていられる環境があるわけです。私は自由ではアリマスが、一人の大人としての義務を果たせているかどうかは自信がありません。自信がないということは今後の生き方にもある程度影響してきてしまうと思います。よろしくない!

 と、訳の解らない自戒を表明したところで、アカデミックだった私の9月も後半になり、まただんだんDL製作のほうにウエイトを置いていければなと思っています。しかし時々、ブログってこんなにも自分語りでいいのかとも思います。はじめは文章の練習になればぐらいに思っていたのに。今やすっかり、自分を見つめなおす場所に。

 といいつつ、そういう場所があるということ、そして見てくださる方がいるということもああ、なんて幸せ。そしてよき世界。素晴らしきビューティフルワールド……!

>>ということで(どういうことだよ)、お返事アウさまでございます。

 

 こんにちわです~。月見バーガー食べましたか? 私は2回食べたのでノルマ達成です(何のだ)。作品の感想はいいですよ~、また何年かして思い出した頃で構いません。こうして、毎回買ってくださる方がおられるということが既に、最高の感想です。

 お題の「手ごたえのある絵」ですね。(いつも持ち上げてくださって……もう照れまくりでございます)。 そういう時、ありますです~。私の場合は、例えばCGの場合、用もないのにその絵を見るためだけにPCを立ち上げてヘラヘラするという症状が出ます。2、3日は持続する快楽です。しかし、不思議なことに、多くの場合マイベストと、皆さんの評価は一致しません。

 自論推論になります。手ごたえ絵の発生率と満足感についてです。頭の中真っ白でなんとなく描き始めて、いろいろいじりながら生まれた絵の「手ごたえ」と、「こういう絵が描きたい」というある程度確立したイメージを追いかけて達成した場合の「手ごたえ」は、後者の方が頻繁に出ると思います。破壊力の高さは前者じゃないかなと思います。

 また、「手ごたえ」感がなかなかでない場合の状況について振り返って見ました。
 「手ごたえ」って、たぶん自分の通常時より少し高い位置にある、エロや、可愛さなどという自分の目標とするナニカを絵の一部または全部において表現できた時の感触かなぁと思います。
 なので、まずその目標カテゴリにおいての自分の通常レベルが上達してしまうと、以前の手ごたえ感ラインは知らぬ間に上に押し上げられてしまいますので、またその距離を埋めるべく訓練を重ねなければならないと思います(この「訓練」は「描く」というより、自分の次なる目標とする絵を決める「見る」「知る」事のほうが重要に思います)。

 さらに、意識レベルが低い時(手ごたえ絵を描いてやろう、ではなく「手ごたえ絵になっちゃったらいいな~」程度)時も、手ごたえ感は出づらいような気がします。

 などと、偉そうに書いてみました。ご参考になる部分があれば良いのですが……。

 しかしこんな風に客観的に見ると、とっても自分自身を整理できることにびっくりしています。ほぇ~。コメントどうもありがとうございました。どうぞお気軽にまたおいで下さいネ☆