「気負い投げ」オりゃ

 作品を作ってると、これこそ「最高の出来」にしたい!って思うのは、製作者なら誰でもそうだと思います。でも、実際「最高の出来」ってのは何を指すのかよくわかんなくて、結局、「過去にやったことのない領域に踏み込んでみよう」みたいなことをしでかします。
 逆に「過去にやったこと」って、実は自分のいちばん好きなコトだったりして、それをジャンプアップしたつもりが斜め上、って結果になると、せっかく繋がってたお客さんと私との回路が絶たれてしまいます。 「最高の出来でなければならない」という気負いは、あってしかるべきでしょけど、それが回路断ちにつながるのなら、投げ飛ばしておくべきだなあ、と、めッちゃ寒いこの夜に思いました。