コミケット76 高石レポート

090816_t.jpg 今回のコミケは、後ろ体重で見ることが出来ました。後ろ体重ってのは、アシを前に踏み出した時、まだ重心がほとんど後ろに残っている状態で、体の軸は後ろ足にあります。この状態だと、いきなり足払いをされても、落とし穴を踏んでも対応できますし、なんと言っても視野の広さが違います。
 でも、コミケでいきなり足払いをされる程、私はおたずね者ではないと思いますし、ビックサイトに落とし穴がほってあれば、いまごろニュースは全部それになってます。「はまった!?おたくの落とし穴」とかでしょうか。
 
 例によって挿絵は無関係です。昨日の深夜番組で、巨大な女芸人の方がキャッツアイ踊ってて思い出しました。その体重がなんたらとかも結局あんまり関係ないです。

 で、そのコミケですが、いつもだったら「うわ!これどんなフィルター使って描いてんだ?」とか「うーん、これの売れる要素はなんだ?」とか、とってもつまらん見かたに終始していたのですが、今日は申込書を買いに行ったような物で、ちょっと遠目のお散歩状態です。
 
 で。私にオフを教えてくださった方が、いつの間にか行列が出来るサークルになってて、ちょっと嬉しかったです。毎年していた挨拶も、今年はやめておきました。ピクシブで見つけた「オリジナルファンタジー小説」のサークルさんは、オリジナルより一緒に売ってた版権の方がメインのようでした。恋姫無双も見つけて嬉しかったのですが、購入には踏み込めませんでした。主役のアイシャという子の本で良いのがあったら、絶対いくら出しても買ってやると思ってたのに。
 
 お散歩、ほんとうにそのままジムにいけそうな格好で(スニーカーじゃなく、シューズで行った)行ったので、西にも足を伸ばしましたとも。こっちはいわゆるパロ漫画だけじゃなくって、いろんな創作もあります。でも、西は売る気の全く無いヒトも多く、ちょっと熱気が違いました。
 
 結局買ったのは、東の、毎年買うカイの人本一冊で、この方は例によって未完成本でした。ペン入れもトーンも中途半端で、半分下書き状態です。
 

 もう、まとめです。だらだら書くのはよくないのコトです。ヒトツに、創作の人が、どうしてパロ系のひとより、静かめなんだろう? 売る気が無いってのは、お客さんに媚びない、ってのと似てるかもりれなくて、でも媚びないって言えば聞こえは良いけど、結局は「あんたがほしけりゃ買いな」ってのは、こっちの考えは毛頭曲げる気無いよ、ってことかなあって思いまして。

 
 これだと自分の押し売りに近いですけど、押し売りならこっちも傷つく要素はあるはずだけど、それすらもしない「待ち」売りなので、これはあんまりカッコよくないなぁって思ってしまいました。パロより創作のほうがカッコイイって思ってた私としてはちょっとショックでした。
 
 そして、下書きでも売ってしまう本のコトは、単純にカネの部分もあるかもしれませんが、この本、とにかく内容も無いんです。ストーリーなんてものは存在せず、もし、こういう活動を知らない人が見たら、小学生の描く絵とどう違うか、答えられないかもしれません。つまり、私の思う「お金を取って売ってよいもの」の価値の外にあるものです。でも私は、多分そうだろうなと思ってそれを買ってます。何故だろうって考えました。
 
 多分、それは私の好きなキャラクター、カイなので、絵が完成してようがどうだろうが関係ないのかもです。カイを可愛く描いてあればよくて、キレイにペン入れをしてあろうがなかろうが、どうでもイイのかもです。そしてこの人、ペン入れして無い絵のほうが全然良いんです。ご本人、解っててやってるのかもですけど。
 
 今日の日誌、すっごい散文というか、スレッジじゃないすか?カドの処理がきちんとなされていない家具のようで、これも私の思う「商品ではない」状態です。でもあえてこのスレッジ具合、そして、前途の「お客さんに迎合しない」体勢、これをもって臨むとどんな感じになるのかと、ささやかな日誌でやってみたかったんです。すみません。
 
 かなり「テキトーに」書いたつもりではありますが、それでも無意識に言葉は選んでると思います。昨日までのダンディ坂野が今日から長渕剛にはなれるものではありません。でも、「自分勝手に」書くと、ほんとうに自分のわがままさが出ます。それがエロだと、「ここでどうしてもキャラをぐちゃぐちゃにしたい」というわがままさにつながり、それが読み手の欲求とシンクロしたとき、エロは強烈に立ち上がってきます。
 
 うだうだと読みづらい勝手な文で書いて見ましたが・・・私にとって、この方が負担でした。ふつうに「どーですかお客さん」のほうが書き易いみたい・・・。

どうやら私、完全にダンディ派みたいですw

 
 
 
 
 
 
ゲッツw
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
andターン