ついうっかり…。

 聖地ブックオフで、「フランダースの犬」の翻訳版を見つけてしまいまして。敬愛なるルーベンスを誰かに話すとき、10人中10人が「ああ、フランダースのヤツね」って答えが返ってくるし、ましてやアニメは宮崎駿センセの直筆もある筈の日アニです。私もいちどちゃんと読まなければ。マストですマスト。
 たぶん、アニメを知らなければ、グリム童話的な悲しい話で片付いたかもしれません。でも、あの可愛いネロや、パトラッシュのキャラは反則です。文章以外の言葉を思い出して、うるうるしてました。
 
 そして、ルーベンスに関する記述の多さ!神に憧れるネロの気持ちが、痛いほどわかります……。アントワープで、ルーベンスが歩いた道を歩いて、最後だったけど絵を見れて、うれしかったろうなぁ……ネロ、良かったね……パトラッシュ、お疲れさま……あ、やばい、また泣く
 
 
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