・M&W1「膨乳する冒険者達」より。(解説も)
『陸イソギンチャクの仲間です。大きさは実に様々で、手のひらぐらいのものから、人間の身長をはるかに超える場合もあります。岩場の裂け目や、樹々の間に身体を固定して獲物を待ちます。獲物といってもほんとに雑食で、虫や木の実、果実や小動物、なんと鉄や樹でも!なんでもよく食べます。 その雑食のおかげからか、ゲレルを倒せば高確率でアイテムをドロップすることがあり、冒険者にとって、いつかは挑んでみたいモンスターでもあります。
自身でも移動することが可能ですが、前方に伸ばした触手が武器なため、移動中は後方がまったく無防備になってしまいます。なので、一度場所を決めるとほとんど動かないことが多いようです。本編に登場する巨大なゲレルも、長い年月、この場所を住処にしています。 ――でも、どうして?海のような潮流の無いこの陸で、それほど長い年月動かず、どうやって餌を取ることができたのでしょう……?』