
随分長くやっておりますが、同人製作というのは、僕がやらないと誰かが困る(常連様が読みたい!って言ってくれるのはひとまず置いておいてね愛してる)ものではなく、やらなければただ、作品が出せない、というだけのものです。
これが、何かの部品を作る工場なら、この部品が出来なくては次の工程が進まなかったり、多くの人が迷惑をするので嫌でも病気でもなんでも進めなければいけない。でも、同人にはそれが無い。
今日は暑いから、他の作業があるから、睡眠不足だから(日常化)、と、なんでもいい訳が出来てしまう。そこを鉄の意思で作り続ける訳です。もう、意志力。まじ。
で。「絵を描きたくない」時ってあるんですよ。その時はひたすらテキストが進む。でもそのテキストは、同じところをぐるぐる回り、過去にまとめたことを文字を変えてまたまとめ直すという作業。
反対に、「テキストを打ちたくない」というときもあるの。こういう時はひたすら絵を描いていたいし、このブログの文章だって何回も書き直す。すごく時間を捨ててる気分。
いまは、原稿やらなきゃってのがあって、かなり絵モードにはいりつつあります。描きたいことも見えてるし、やる手順も見えている。でも何が弊害か?
机と椅子です。椅子が高すぎて、脚が付かない。
夏場は正座で描けてたけど、寒くなってきて、血流が滞る正座はよろしくなく、ちょっと足元ヒーターが欲しくなってきた。
椅子のガスシリンダーを交換すれば高さを下げられるけど、短いのはとにかく売ってない。アマゾンで中国発のを見つけて、かれこれ1か月の船便を待っている状態です。これで不良品とか来たらかなりつらい。
でも、絵を描きながら「もっと上手く描けるようになりたいなぁ」って思うけど、文字を打ちながら「小説家になりたいなぁ」とは思ったことが無いので、おそらく、文字は、自分のつたない絵を説明するツールにすぎないのだと思う。
つまり、絵モードと文字モードを両立させる必要があるのが漫画で。
もう、とんでもないモノに手を出してしまったなぁと。
今更。
でも、おかげで、この歳迄こんな、自分の好きなことをやっていられるのかな。
自分はおそらく、会社務めはできないから、いや、やれって言われればやるかもだけど、やらなくていいなら、できれば、面倒な人と一緒の場所にいるのは1分でも嫌だ。
つまり今は「独りモード」で。「会社モード」ではないのだろう。
多くの会社務めの方も、このモードを切り替えながら日々生きている。
僕はこの切り替えがすごく下手なんだろうな。
時間が許されるなら、ずっと絵を、ぼけぇーーっと、描いていたい。
上達してないけど、いつか僕は上達するんだと信じて、好きな子のおっぱいをひたすら描いていたい。
時間が許されるなら。
……いや、バイクでどこかいくだろうな
死ぬ前にお伊勢様に行きたい。
一度も行ったことが無いから。
オイル交換したばかりのスカイウェイブ250。
とりあえず、終末のモビショーには行きたい。
首都高に乗れるから。
そうなのよ、目的が既に「走ること」になってる。
同じ。
自分の目的は「描く事」そのものなので、
だから今日も、描けるんだと思う。
その前に、社員たちの朝ごはんとお弁当を作って、各自の勤務先に送り届けるという任務をこなします。
2025年10月29日 水_5:37