おっぱい描いてたらコミケ落ちました。

2009_06_07.jpg ブログいかがですか?見づらいですか(T_T) 入り口がおもいっきり隠されてる状態で、まだいろいろ手をつけてないような感じなんですけど、見てくださってる方にはハーイ高石元気です!と日曜夜にはなるべくお送りしたいと思っています。

 さて、その夏コミケなんです。夏は暑いので、出なくてもいいかな~なんて上から目線で思ってたのですが、職業ニートとしてはここは出とくべきだろう!と応募はしておりました。しかし先日。CGでどうにかして油彩のやり方ができないもんかと色々試してたら、コミケットさんからメールきました。「残念ながら貴サークルは落ちましたぜベイベ(ベイベは嘘)」。「3回に1回は落ちる」という都市伝説どおり見事に3回目で落ちるというスタンダードプレイをやってのけてしまいました。そりゃおっぱいも途中でやめちゃいますよ。

 でも、ちょうどいいかもしれませんのです。落ちた次回なんで冬コミは受かるでしょうから(これも都市伝説)時間が取れます。なんか、今、ようやく色々かみ合ってきたんです。自分は何を作ればいいのか、何を描けばいいのか。描きたいものがなんなのか、なんか、見えてきた感じなんです。



 独学ナリに、バロック絵画を学んでいく中で「メチエ」という言葉に出会いました。これは職人的な技術、いわゆる「魔法」の部分です。訳わかんないすか?私もです。えと、たとえば「この絵って、どうやって描くんだろう?」という、ぼかしたり、なめしたり、その工程が解らないような所のことだと思います。

 誰かがふつーに鉛筆で描いたピカちゅう、これはどうやって描くかだいたい解りますけど、油彩とか、アクリルでも、まるで本物みたいに描き出すこともできますよね。CGでも「うげ、どうやってんだこれ」みたいなのあります。これらは「どうやって描いたのか」解んない、つまり「職人技」、その技法を知らない人が見るところの「魔法」の部分です。

 私がこの数年間、「製作」の答えだと思って必死に追い求めていたのは、まさにこの「メチエ」の部分だったようなんです。絵や作品の持つ、もっと根本的な魅力をすごくおざなり(なおざり?)にしてきたような気がします。ホントは多分、超写実的に描きたいとか、グラデばりばりで超絶美術的に描きたいとか、私には無いのかもなんです。 

 ただ、みんなすごいからおいらもすごく描かなきゃ、みたいに思っていたような気がします。なんていうか、あたしの事を「ふうちゃんスゴイ!」って言って欲しいってのは、まるで無いんです……「この絵抜ける!」って言ってくださる方が何千倍も嬉しいんです。

 5年前。らばたをはじめて、Flashでピコピコ動かしてた時のこと思い出してました。うまい絵を描こうとか思ったこと無かったですもん。おっぱいおっきい子がモンスターにヤられてたら、それで嬉しかったんです。今見ると確かに色々ヤバイのですが、お客さんも喜んでくれた方は居てくださいました。それは、上質なメチエをもって鑑賞に足る、とするお客さんと、もっと違った何かが見えてしまって、それを求めてくるお客さん。その両者は明らかに異質であるということに気がついていれば、あのままうおおおおおおおーーーっと、走り続けられていたのかもしれません。

 こうやって言葉にすると、いろいろメンドウな感じですけど、ようやくエンジンがかかり始めたような気がするんです。毎日200回くらいキックしてもムリだったのに、暖かくなってきたらかかんのかよ!的な感覚と言えば伝わるでしょうか(つたわんない) あたしのエンジンなんざ、いいとこ50ccぐらいなんですけど、また走り出せれば良いな~なんて思っています。 50CCでも、走ってる時は充分気持ちいいですもんネ

*HP、使いづらい思いをさせてしまい、申し訳ありません。m(_ _)m
 もうちょっとで整理します。m(_ _)m