ほら、簡単でしょう?的なハウツーを見つけて真似したものの、惨敗。平常運転の高石です皆様いかがお過ごしでしょうか。
まずは、BOOTHのほう、色紙は全部売り切れとなりまして、買って下さってありがとうございました。コピック彩色は写真で見ると、現物より明らかに彩度が落ちるので、ネットで販売するのはどうかと思っていたのですが。
こんな瞬殺でお求めいただけるなら毎回ちゃんとネット販売やればよかったとちょっと反省しております。また、どうしてもイベント合わせになってしまうので、コミケに来られない方には申し訳なくも思っております。。。。<(_ _)>
また、新作の感想なども頂き、本当にありがたく思っております。制作者への唯一の癒しは、カネ面白かったよの温かいお言葉です。次も頑張ります。冬コミにも参加申し込みは完了しまして、次回作も既に構想に入っております。
その他、現在の高石は、コミケ用の設営機材の片付け、次回展示への再考などをしつつ、とにかくとっ散らかったお部屋の整理(係長課長部長全員分)をしつつ、製作のアクセルを緩めぬよう、日々過ごしております。
そしてもう、いよいよ絶対に決めなきゃいけないことは、例の大きな物語「MonsterTours!」の全体像です。思い起こせば幾千歳(いくちとせ=沖縄出身のシンガー=ウソ=長い時間の意)メモ帳に書きなぐっていたころから、定番のワード、ストーリーエディッタ、NANAといったアウトラインプロセッサ、エバーノート、Notionなどの「ワークスペース」と呼ばれるアプリを使いつつ。先日ようやく「スクリブナー」という神アプリに出会う事が出来ましたので、多分勝てます。ビクトリー。
それで。ちょっと思ったことがあります。
「タイトスカートを描こう」と思った、上記の絵。どうやってるかというと、そのハウツーの手順をトレースしてるだけなんです。つまり「タイトスカートを描こうとは思っていない」
何をしようとしているかというと「手順を追ってる」だけです。プラモの「これ何の部品なんだ?」っていうのを100個繰り返してるようなもので(よけいわかんねよ
タイトスカートを描こうとしたら、タイトスカートを知らないといけなくて。見るべきはタイトスカートの画像です。この、手順て言うのは「目的のための方法」に過ぎなく。こんな話はココでしょっちゅうしてますが、MonsterTours!の迷いは例によって「目的と方法の勘違い」にあります。
「訪問者と美歩の冒険を描く」のは、これこそ目的か?ええ、僕はそう思ってました。でも、それだと「何故、長編にするのか」がわかんない。いままでどおり、単発で何個も出せばいいじゃん。
その答えのあまりの手ごたえの無さに、あれ、違うのかも、訪問者と美歩との冒険を描くのは、「方法」なのかも……って思いもちらつきつつ。でもそれをほどく術も知らずに、さらに膨大にとっちらかった資料をどのようにまとめればいいのかが解らず途方に暮れつつも、でも、無理やり進んでおりました。
しかし、今回見つけた神アプリ「スクリブナー」は、僕がもっともよくやった、付箋を並べてストーリーをこねていくのを、というのをデジタルでできるもので。これで、順番に張り付けた100均の付箋が朝起きたら落ちていてどう並んでいたのか解らないという悲劇も解消です。
それで、この、インデックスカードという名の付箋を並べた時に、気が付きました。ああ、これ、違うな、冒険を描くんじゃないな、と。時間を描くんだ。と。刻を描くんだと。
タイトスカートを描く理由は、その光沢や、連想される太もものふくらみ、肌の温かさみたいなものを描くわけで、あの布を描くんじゃないんだと。
美歩をはじめとした、らばたガールズたちと皆さんとの刻を、描くんだと。
ああ、刻がみえる……
今は動けない。それが運命(さだめ)だけど。
諦めはしない。もう目覚めたから。
でももうすこし 寝ていたい時もあるさ(NIDONE)
いいから起きろよ