しのぷ死す

こんにちわ、オジ柱の課長しのぷです(誰

今は秋なんですかね。日中のヒナタは少し暑いです。でも朝晩は寒いです。夜中早朝の作業は既にもこもこフリース着てます。そのままの格好で8時ぐらいにゴミ出しに行って、半そで登校の小学生たちとすれ違います。ああ、老人って寒がりなんだなって思われています。

新刊のネームを見直しています。例によって、話がややこしくなっています。

これ、どうなんだろう。ウチの本は表紙合わせて28Pで、事務ページ等で、7P消えますから、実質21Pです。

で、毎回のエロテーマ(というか、プレイ?)には半分以上は取りたいので、残8Pぐらいで「お話を転がす」必要があります。

もちろん、ヒロインたちは、プレイ中にもちゃんと喋ることができるので、完全にお話パート、エロパートって切り離して考えなくても良いんですけど。

例えば、「このお城はかつて、英雄が住んでいたお城だ」ってすると、ああ、そうなのね、って終わりでしょ。これなら2コマもあれば描けますし、設定の所に文字で書いても良いです。

でも、この英雄ってのが、物語に関わってくるとなると、ちょっとページ単位で必要になります。最初に「英雄が住んでいたよ」って言って、そのあと、何らかの英雄のアイテムを見つける。これはどう言ったアイテムで、私たちが使うとどうなるかって説明するんだけど、これを文字列だけでやっちゃうとちょっと違う……ってそうか、作品例見ればいいのか

GoTo#03は、朋美が吸着腕輪の説明をしますが、自分が実際に使って「こんなことになりますよ」って6~7Pを使って前振りしてます。これで、期待、膨らみますよね。ね。

で、実際のその後、期待のプレイが出てきますが、もうアイテムの説明は不要になっています。

その前の5Pまでは、「今回のお話の概要」みたいなことに使ってます。#03は本文が30Pまであるので、プレイのシーンに15ページ以上使えてます。

ただ、後半のエロシーンは時間の流れが一気に行ってしまうので、ちょっと物足りなさを感じちゃうんですよね。

この、前半と後半で、お話のテンポが変わっちゃうのは、エロ漫画の宿命なのかもしれませんが、これ、もう少しゆっくりできないかなって思います。とすると、えろシーンでも多少解説が入ってもいいのかな……?

かといって、えろシーンに複雑な話は合わないしなー……と、そこで、シノプシスです。シノプシスとは物語の骨組みで、もっとも簡素化されたものです。

「桃太郎が、鬼ヶ島で鬼退治をする話(財産も取り返すよ!)」
「炭次郎が、無残様を探して倒す話(妹も助かるよ!)」

これが、「鬼ヶ島から財産を取り返す話」「お兄ちゃんが妹を助ける話」にしてしまうとニュアンスが変わります。読み手も変わります。鬼滅が一気にラノベ感。

とすると、GoTo03は、「朋美と拘束プレイをする話(美歩寝取られもちょっとあるよ!)」になります。「美歩が寝取られる話」にすると、らばたっぽくないです。(タイトルに入れちゃってますけど

そして、今回の新刊は「乳首攻め」がメインテーマです(いつもだろ

「ヒロインと乳首プレイを楽しむ話」に(英雄とお城の解説もあるよ!)」にしないといけなくて。
「英雄とお城の物語(乳首プレイもあるよ)」にしちゃうと、ちょっと違います(あれ?そんな違わない?あれ?

自分は物語を組むときに、どうしても細かいところが面白くて、そっちを描いてしまいます。でも結局、シノプシスが死んでるので、とっちらかって、修正に莫大な時間を使うことになります(なう

じゃあ、シノプシスから組めばいいじゃん、ってなるんですが、そうはいかんのですよ。ここから組むとまぁ、つまらないお話になる。なので、一回こうやってひどい目にあって、全なおしする中でシノプシスにするべき要素が見つかります。

そうして見つけたシノプシスは、字面にするとすごく普通なんですけど、ここに到達するためにかなり苦しんでるので、そういったエネルギーが紙面を通じて皆さんにお届けできれば良いと思います。

そういう画力が欲しゅうございます(T△T)

しかし、この時間をめっちゃ食うサイクルを、なんとかせねば。