関東平野、昨日、一昨日の暑さはヤバかったですね。今日は涼しげな木曜です。
曜日の感覚がありません。今曜日いったよな?
原稿のほう、着々と進んでいます。締め切りがあるって強いですね。今回のお話は、単発読みきりなので、女の子が冒険に出ていつものようにああなってしまうお話です。
で。今回は結構慎重に作っていて。普段、頭の中でガラガラポンでやってしまうことをいちいち言語化して、書き記しています。
というのも自分はいつも、頭の中の妄想を紙というか、原稿に落としてるだけなので、自分にとって最高の作品がナチュラルに完成します。自分の作品が大好きです。
反面、あまりに疲れてる時や風邪で死にかけてるときは、妄想が働かないので、妄想頼りだと原稿が全くできないことになります。
こないだの5月のコミティアでお話した人が自分とは真逆で。全部理詰めで作る人でした。その方は、ご自分の作品がエロいとは思わないとおっしゃっていて(その割に結構売れてた)。ただ、スランプというモノもない、ってことでした。
この中間をとって、妄想を理詰めでできないか、という作戦です。自分は普段からこの世界にいるモンスターが見えるし(まじか)、孤独な女性の見えない叫びみたいなものも感じることができます(教祖)。
こういったものが頭の中でいったんぐちゃぐちゃになり羽化する感じなんですが、そこを質問形式で手順化しようとしています。
例えば
「あのモンスターは何故あそこにいるんですか?」という質問。
回答は「おそらく、自分があそこにいれば見えないと思っている」で。
そこから、そのモンスターがカムフラージュする理由を尋ねれば「気に入った獲物の通過点である」とのこと。
通過してるのなら、毎回何故見逃しているか?
フフフ既に手は打ってある、とのこと。えええ!?どんな手? 獲物の服に、とびっこみたいな種を付着させてたんですよね。
みたいな。こんなもん、いくらでも妄想広がります……というか、あんまり頭は動かしてないんです。元気だったら勝手に出てくる。
さらにこれだと、かなり楽で、脳のPCスペックが低い状態でもプロットができます。体調悪いときはこの質問が出せないので、あらかじめ質問を用意する、ということです。
これ今までなぜやっておかなかったのか?
制作時間が取れたからなんです。こんなの理論化手順化しなくても、描いてればできてしまうので。
でも今は、ムシュメ様を抱っこしなきゃならない時間がすごい多いので、絵を描くことはできません。描けないとなると、描きたい欲求がすごく。それをどう、短時間でキメるかって、こういったことを考えています。
時間が無くなってくると、自分が描きたい絵や、描きたい世界がすごくはっきり見えてきます。今なら、1年ぐらい放置してくれればきっと、それなりのものができると思います。
・・・・・今なら。
これまで、時間はあったのに。
今なら。
そんなもんです。