「サラリーマン」で括ってるわけではなくて

「自分の意見を持たぬ人」というくくりです。

いやー体調はいいんですよ、カラダの体調は。こんどはココロですよ。ちょっと聞いてください……いや、つまんないから、聞かなくてもよいかも(どっちやねん)。まとまっていない、とりとめのない実録です。

結論から言うと、すでに復活してます。お夕飯の支度します。

「つまらないひと」

またこういうこと書くと、何を偉そうにと思われるかもしれませんが、まぁ、オリジナル創作やる人間なんてものはどだい頭がおかしいのが多いもので(決めつけ)、ちょっと記録させてね。

実は、先日。

妻方の義兄さまが奥様同伴で来宅されまして、2時間ほど滞在されました。
お夕飯をお出しして、しばしの歓談だったのですが。

あの……すみません……死ぬほど話がつまらなかったんです。

苦痛ですごく無駄な時間だなぁと終始感じておりました。(言い方酷い

もっとも、そのご夫妻のほうにしても、それほど接点があるわけでもないですし、一応、先方も親族儀式の通過点としていらして頂いただけだとは思います。

これがきっかけなのか、ここからアタクシ、半分鬱みたいな状態になります。この親族とは一生親族なのか……って。実は妻様もそういうところあるんです。気づかないフリをして生きてきました。それがこのきっかけに、一気にあふれてきた模様。

で。こんなつまらない人間がいたよー、って話ではなくて。

これかつて、プリキュア系の同人オフ会でも毎回感じたつまらなさにすごく似ているんです。この「つまらない」の正体はいったいなに?ってなりまして。

類型をしてみるぞ

そのプリオフ会の話なんですが、プリ話が終わると、当たり障りのない世間一般論を延々と。だれも「自分の意見」を言わないし、話題を振る人も常に同じ(アタシ)で、みんなちょこってすわってニコニコしてるだけ。でもTwitterには「最高に盛り上がった!」って投稿するのよね。いいけど。

プリオフ会は、自分もプリキュア関連でお友達を……って思ってなるべく顔を出していたのですが、さすがにうん、もういいやってなりました。

でも親族のほうはそうはいきません。

このつまらない人たちの共通点はなんだろう……実は一つだけ(というかひとつしか)思い当たることがあって、それが「サラリーマンであること」なんです。

他にも共通点あるのかもしれませんが、真っ先に感じる「根無し夢なし意見なし」(←全部のサラリーマンがそうだって言ってるんじゃないよDont誤解)タイプの人と一番相性のよいものがそれかと。

で。ここからが今日の面白い話です。

なってみよう

なんで彼らの日常を想像し、ちょっと誇張して、過ごしてみようと思ったんです。というか、湧き出た鬱パワーを行使してみました。

とにかくひたすら消費。生産しない。家も片づけないし、食事も作らない。食器も洗わないで、流れてくるゲームやメディアをむさぼろうと(他意はないよあくまでイメージ)。

まず、寝ながらTwitter漬けになってみました。今日はずっとこれができるんだと。いつもは、妻様お子様送り出してお片付けタイムの朝一番ですが、お布団でゴロゴロ。

1時間ちょっとでクソつまんなくなって。スマホからTwitterアプリ削除しました(まじ)。そのくらいくだらない時間だと感じた。

じゃあなにしようってなって、YouTubeを……って思ったんだけど、これも削除したらまずいなって思いとどまり、お布団から起きて冷蔵庫をあさる。

パンとか色々出してみたけど、食べきれなくって。で、片づける手を止めて放置してみました。

食事を放置するってのは、医食同源、大地の恵みに対して礼を欠く行為で、自分にとって大罪です。これを突破したあたりで、自分の中で何か変わってきます。「あれ?オレなにすればいいんだ?生きてる必要あるか?」です。

家脱出

さらに、録画したTV(クロ現)を見る……が、5分持たず。世間情勢どーでもいい。

そこで、部屋を見渡すと、朝のムシュメ様格闘のあとだから、とっ散らかってる。でも掃除はしない。すると、散らかった家にいたくなくなる。

ここで一本、奥様ズの太極拳レッスンのお仕事して、夕方。なにしよう。

そうだ、前からのんびりしたかったスーパー銭湯でもいくかと。

で、お風呂。これは気持ちいい。1時間とか楽勝。

マンガでも読むかと。これは結構持ちました。はじめの一歩。2時間ぐらい。

カツカレーを注文して、また一歩読んで、オズマ君とバトルしたあたりで、いちゃいちゃカップルが大声で話し始めて、現実に戻る。

夜遅くなってきて、妻様帰宅の時刻。家には自分がいない。夕食の支度もなにもしておらず、家も散らかり放題。

スマホは電源オフだったので、つけてみたらLINEガンガン。どこ行った?と。一応心配感。そうよね、伝えてなかったからね。

でもこのあたりになるともう、他人とかどうでもいいので、まぁいいやぐらいの感覚です。

自分はおうち大好きなので、作業部屋を綺麗にするのはもちろん、植物を育てたり家に手をかけることが好きです……好きというか、それが自然です。

それをしてないからなのか、なんとなく、外にいたい気分です。

でも、シンデレラの前に帰りました。

ギャン泣き戦線

また朝が来ました。

自分の毎朝は、妻様の朝食&お弁当で送り出し、ムシュメ様のご飯で保育園にお届けからのお部屋清掃、そしてようやく制作業務なんですが、それをガン無視。引きこもって寝てました。

すると妻様がひとりで全部やって、ムシュメ様も妻が送り出すんですけど、妻様もともと要領の良い人ではないので、ムシュメ様が大反撃。大泣き。

可哀そうだなぁと思ってましたけど、自分はさらにダメ人間なので、助けません。妻様、力づくで大騒ぎのムシュメ様を車に乗せてました。

こんなことやる親に毎日育てられたら、そりゃあつまんない大人になるよ。だって誘導するバリエーション無いんだもん。ただ言うことを聞いていればいいってなるよなぁって思いながら、ギャン泣き声を聞いてました。

復活というか、実践終了。

そのあと午前中ボケーっとして、ああ、こんな感じなんだと。サラリーマンの日常とまでは言いませんが、おそらく、多くのサラリーマンは、ブドウ育てないですよね。家族のご飯とお弁当と作らないですよね。

これをなくすと、とにかく暇になる。

ヒマになると、「自分から何かを産み出そう」としなくなる。暇な時間、ずっと絵をかきたかったんですが、これは絶対やってはいけないことにしていたので、もう、なにしていいかわかんない。

絵を描かないから、絵の勉強をする必要もないし、料理、掃除やDIYなんかもってのほかだから、そこに関する本も読まない。資料も探さない。

なんかアマプラでアニメでも見ましょうか、って思っても、そのアニメの設定をインプットとするのが面倒で、みない。

やることがない。

でも、この謎の空白を埋めるために、浪費することしか思いつかない。

でっかいバイク買いそうになったもん。

このあたりで、そろそろこの堕落も、もうやめようかってなります。

日常に戻ろう。近所のボクシングジムへ。

俺のフィニッシュブロー「デス・サイズ(死神の鎌)(←恥ずかしいから誰にも言わない)」を研ぎ澄ましてきました。

つまらないの仮説

当初の検証目的だった「つまらない人はなんでつまらないか」に戻ります。

現状の答えは「彼らには、話すことが無いのかも」です。別に、特別な経験をしなくてもいいし、そこに自分の視点や感想が無いんだ。だから、あの人たちはつまんないんだ。

でっかいバイクを買って、どこへ行った、何を食べたという話はするけど、自分がそれでどのように感じてどのように走りたいかの話はしない。みたいな。自分は「高級なバイクを持っている人」というカテゴリーに入れてもらいたいだけで、その人本人は全く面白くないのと同じ。

じゃあなんで、みんなその人たち同士は面白そうにするのかって言うと、そのつまらなさこそが主食だからなんだ、って思いました。

自分が話に切り込んだり、核心的な意見を求めると拒絶されるのは、それは食べたくないからか。

その義理兄さまも我が妻様も、ガチガチのサラリーマン家庭で育っています。彼らにとっての日常に自分がケチをつけることは、宗教の否定になる。

なるほど。別宗教なんだ。

異宗、異種

自分はどうやら、少数派の宗派らしい。しかも、異宗に囲まれて生きている。妻様も異宗派だ。

俺ばっかり家のことやって、多宗派は、それらを貪り食うだけか。

ズルくね?

……いや、ズルくない。違う宗派だから、彼らの教義とは違う。

小鳥はキツネに食われるけど、飛べる。キツネずるいにはならない。

全く違う信念を持つ者たちが共存する世界。

異種だ。

なるほど、だから俺はこれを描いてるのか。

そういうことなんだ。

おわり(*´ω`*)

(唐突)