元気のジー

自分はGのレコンギスタというガンダム作品がとっても好きなんです。アマプラに映画版があったので喜んで見ました。アイーダもノレドも可愛いしマニィ(何故髪切った)も、他のキャラもみんな好きです。

……が、話が全く分かりません。なんで戦争してんのか、誰と誰が戦ってるのか?また、解らないと言えば、モビルスーツ戦もガンガンって速い3Dモデルがぶつかり合ってて、モビルスーツの全体的なフォルムが良く解りません。ガンキャノンカッコイイーーー!!ってなりにくいんです。

でも、Gレコはまだ、かろうじてモビルスーツとして見れたんですが、オルフェンス作品ではもはや、何がどうやって戦ってるのか解らない描写になります。

でも、Gレコ映画、ブルーレイ欲しいです。アイーダをずっと眺めていたいです。しかも、修正がはいったのか、TV放送の時より明らかに可愛いシーンが多いです。ブルーレイ欲しい。重ねて言いますが、お話は良く解りません。

よく解らないのに、お金を出す。可愛い女の子のアニメを見たいから?

これ、なんだろう? と。アレですよ、昔一瞬流行った「MV(ミュージックビデオ)」ですよ。

歌詞は良く解らないけど、ノリと映像が好きってやつ。メッセージは解らないけど、何をうたってるのか解らないけど、好きってやつ。

なんでこんなことを言い出したかっていうと、例によって今、「お話ってなんだろう」ってゾーンだからです。

A:「主人公が冒険に出て、いろいろあって、魔王を倒して終わる」

が物語ですよね。

B:「突然戦闘シーンからはじまって、カッコイイ魔法や描写があって、毎回可愛い女の子が出てきて、意表を突くENDを迎える」

……さてこれは物語なのか?

自分がお金を出すとき、どっちを買うか?もっと若ければAだったかもしれないけど、今は時間が無いので、なんとなくバカなまんまで楽しめるBを買うと思います。

とすると、Gレコは正解なんです。掘り下げるファンは、その難解な話を勝手に掘り下げますし、アイーダ大好き勢は、CV嶋村侑の時点で購入決定ですので、どれだけアイーダの出番があるかどうかだけが着目点です。

物語は、終わるとなんか、余韻というか、ああ、良い体験したな―みたいな謎の達成感があります。ただ、Gレコをはじめ、ストーリーがよくわかんないアニメでも、最終回で達成感あってしまいます。

ということは、作品とは、物語の要不要ではなく、この達成感を得られるかどうかにあると。

達成感、つまり元気(=何らかの刺激)をもらえるかどうか、と。

今回の新刊は、限られた(自分で限った)ページ数に、そのあたりに挑戦してみたいと思います。