歴史の方は、大方まとまりました。これまでずっと頭の中にあった世界なんですが、時間的な整合性を取ろうとするとすごく難しかったです(;゚Д゚)
とくに自分は「誰が」という所にあまり興味がないようでココはかなり苦戦しました。らばたの歴史上「こういう事件があった」という事は知っていた(=設定していた)のですが、その中で、どんな人がキーパーソンになって、どんな感情でうごいたのか。物語の面白さはそこなんだなぁとつくづく感じました。以上新作のお話。
さて、今日は久しぶりにというか、グチじゃないや事件録です。世の中の理不尽をひとりごちります。前々回かな、も書いたんですが、カルチャーの合気道教室のお話です。そもそもスーパーの上階にあるような合気道教室ですから、やっぱ、健康体操が主体になってしまって、自分が興味を持っていた「合気とは」という所には到底届かなさそうで、やる気もかなり萎えておりまして。
そんなある日に、ちょっと離れた場所にある「本部」とやらに行くはめになりました。何だよそれ聞いてないよと思いながら、先生に本部の場所などを聞いて、集合時間などを聞いてたら、「良く解んないからHPを見てくれ」と。
げ、知らないのか。と思って、同期の仲間と、帰ってHP見て見ましょう、ということで話は終わりかけたときに、1年先輩のイキリおじいちゃんが、その同期の人に何やら怒鳴ってまして。
どうやら、「自分が教えてやるって言ってるんだから自分の話を聞け!」って事でした。頼んでない。っていうか、このジジィ、イキリさんなので、いつも自慢話になるし、技も全然出来ていないのに教えてくるので、自分はあからさまに避けてたんですよね。アタシには怒鳴りづらかったみたいで、同期がとばっちりを。
しょうがないから自分が近づいて「オレが教えてって頼みました?」って、もちろん胸どりの間合いまで詰めますけど、そしたら何故かいきなり敬語になって、でも怒鳴りながら「オレは知ってるんです!!」とか言ってて。
なので「じゃあ何時に行けばいいんですか?」って一応聞いたら「HPを見てくれって言ってるんですよ!!!」って。
訳わかんないので流れを簡単に説明すると
「これリンゴだねー」「そうだねー」
「ちょっと待て!オレが教えてやるんだから俺に聞け!」
「これはなんですか?」「リンゴだよこれは!!それ以上はオレは知らない!!」
って事です。
まぁ、簡単に言えば因縁吹っ掛けられたって事です。
長い前置きとなりましたが、この時、自分がしたことの最大のミスはこのイキリおじいちゃんを「受けて」しまったという事なんです。ココでの正解は「逃げ」です。ニコニコすればまた次があるので、めんどくさい話は受け入れない表明は重要ですが、理不尽な相手を屈服させる必要なんか無いんです。
自分も、「このジジー、甘い蹴りとかの一撃で沈むんだろうなー」とか思ってしまって。それを使わないようにすることに意識をほとんど取られていました。つまり、「受けることは決定、どうやって受けるか」を考えていたという訳です。
自分は長男なのでか、「逃げる」という事をあまりしません。というか、その場で思いつかない。だから、街中で、大人になってからは滅多にないけど、トラブってもとりあえず、挑発には乗っとく。
でもこうなると、バカの方が強い。お前がこうしたからオレが答えてるんだぞ?と言ったって、「お前むかつく!!だから悪い!!」ってなったらもう、キレ散らかしたもん勝ちになってしまう。でも、殴っておまわりさんとかになったら面倒だなーと思って、こっちが全然悪くなくても、「そりゃ悪かったな」ぐらいで納めてしまおうとする。
そうすると、そしてそのイキリおじいちゃんの時も、あとからムカツキだけが残る。さらにですよ。そのイキリおじいちゃんに当日本部で会った時、謝って来るのかと思ったら「オレの言った通りだろ!!オレの言ったとおりにしたら来れただろ!!」って。
めんどくさいから無視して、その、本部の他の人に、荷物どこに置いたらいいですか?って聞いたら横からジジィが「あんたは何でも知ってるんじゃないのかwwww!?」って言われたので、ああもうコイツ殺そうってのをまた必死で抑えてました。
結局これも、最初っからこっちが逃げてしまえば良かったんです。反撃をしようとするってのは、その相手の口から出た毒をこちらは一度飲んでるってことなんです。イキリおじいちゃんだけじゃなく、毒を巻き散らかす人は、自分の毒を誰かに呑ませないと、自分の毒で多分死んじゃうんだと思います。
もちろん、完全に山の中で知らない人にこんなことされたら多分即手か足が出ちゃうと思いますけど、社会の中で目撃者もたくさんいる、自分の名前も住所も全部バレてる状態では、その毒に付き合う必要は全くない。
自分には「逃げるスキル」が何にもないなーって良く解った出来事でした。そして、毒を吐く人、また、誰かを叩く人は「叩いても逃げない、そして殴りかかってこない人」を探すという事も良く解りました。
「逃げるスキル」は、一番簡単なのは、その場所から離れる事です。「うわーw逃げろーwww」で充分です。こんな選択肢、思いつきすらしなかった。それでも侮辱してきたら「誰もいない所だったら勝負してやるよ」って言えばいい……いや、それも毒を飲んでるな。逃げたほうが良い。
結局「逃げられない」人ってのは、幼少期、親が自分の怒りの演説を聞かせようとして、逃げる事を「情けないこと」として、サンドバッグにしたかったからじゃないかな。ウチは多分そう。
胸糞案件だったですけど、自分にまた手が一本増えましたので、まぁ、ヨシとしましょう。