ようやく落ち着いた環境を手に入れた高石です。これははかどるぜえーーとばかりに楽しく描いていたのですが。
「描いてる実感がない」
んです。なんやねんでしょ。じゃあ書いてる実感て何よって事なんですが、いわゆる鉛筆で描いているあの状態の事です。脳が先行して、楽しくお絵描き。
そんな折、漫勉で、安彦良和回を見てしまいます。魔法使いのような筆運び。
ああ、こうなりたい。液タブとか使ってちゃダメじゃね?
えきたぶ外す。板タブにする。ははん、板は描きにくいな。やっぱ紙じゃね?!
挿絵は紙にやっすい万年筆で描いたものです。
これだ!おれはこれからこのチカラを手に入れる……!!って何枚か描く。楽しい。ガンガン描ける!!これだ!!さあ!ペンをセットして!原稿用紙を置く場所を作れ!机の位置を決めろ!よっしゃ原稿の続きを……!!!
あれ?
あで?
描けない……。
そうです。紙にサクサクかけるのは立ち絵だけで。
複雑な演技などは、紙でサクサク描けないのです。そこで気が付く。自分は安彦大先生じゃない。ガンダムも描いてないし、それどころか、でびゅーもしてない。
そそくさ(液タブを戻す
さあ続きを。
机バラさないでよかった(←ちょっとだけ学んだ