美歩ちゃんがしてしまったこと

シナリオ02、たくさんのお買い上げありがとうございます!<(_ _)> こんなにもニッチで自分が好きなものを描いている稚拙なマンガを、100人以上の方が読んで下さるって、ほんとうにすごい事です。愛する常連の皆様、はじめてらばたの皆様、ほんにありがとうございます。

美歩ちゃん、やらかしてしまいましたが、自分の方にあるのはおおよその方向性だけで、あとは美歩ちゃん達に任せています。大鎌さんのお仕事を見せたいというとこや、セミのモンスターを描きたい!というのは自分の仕掛け、作家都合ですが、前に進めない状況になった時、美歩ちゃんなら、また、愛すべき常連様ならどうするか?ってとこは、あまり最初に考えていません。

美歩は結局、お客さんが喜んでくれれば自分も嬉しいタイプだと思うので、次に同じ場面があってもあの行動をすると思います。でも、「お客さんのラーバタス世界における物質化」は、よく言えば転生、悪く言えば騙して世界に幽閉ですから、モンスターツアー協会が最も厳罰とするものです。

これをやるカナル(=案内人のことね)を許してしまうと、ほかのカナルもこれをやる可能性があります。美歩はそこそこ操石力が強いみたいで、さらにお客さんの適応能力、くわえてその二人の相性など、偶然が重なって丸く収まってるだけです。操石力の低いカナルがやれば、あっという間にお客さんはモンスターになって、元の世界に戻れなくなります。

物質化は、実際の性交という物理刺激があるので、その衝撃は見学ツアーの体験とは雲泥の差です。「あのツアー社はラーバタス界で物質化できるぞ」って広まってしまえば、どうしたってそこばかり人気になってしまうので、やはり、どこ業者もやるようになって、未熟なカナルによって事件が頻発する、という事になります。

これは、ラーバタス界とアズファー界(=うちらの、この、コロナな世界です)のゲート存続問題にも発展してしまいます。

以上が、美歩のやらかした内容の本質です。美歩だから、常連様だからできた、ってだけなんです。ただ、それをそうなんだーで周りがほっとく訳がないのが、この競争社会。美歩ちゃん呼び出されまくりで、偉い人達が大騒ぎです。

……こういうの、本文に乗せた方が良くね?(゚Д゚ )