座りかたとブドウ糖とウツの関係

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そうなんですよ(どうなんだよ)、自分、アーロンチェアなんです。
 お ま え 椅 子 だ っ た の か

ワンルームで独り暮らししてた頃に買いました。2012~15年ぐらいまでは、日にへーきで13時間とか描いてたので、腰の前に、お尻が死ぬんです。視力も死にましたけど。あ、で、だから座る所「座板」が板状のモノはもうダメ。どれだけ低反発クッションでも、オジサンの巨体は座骨を圧迫し続けます。
アーロンは座る所が科学的なハンモックみたいな素材で、座骨が当たらなくて、長時間座り続けられてしまうんです。でも、座り続けるのって人には良くないみたいですね。そんな事言われましてもね。
しかしアーロンと言えど、正しくない姿勢で座れば体にダメージは来るわけで。カラダにとって良くない姿勢を維持することは、筋肉にあまり良い影響をあたえないキントレをし続けるみたいな? うーん、手を前に出してずっと傘を持ち続けるみたいな(たとえ下手か)?状態で。とにかく、良くない姿勢を続けると、カラダが「これ以上は危険です。カラダの電源切りなさい」という指令を出します。
で、そうすると、ゴロンとする。床でもベッドでも。ゴロンとすると、今度は「休んでるんだからブドウ糖消費しなくていいよね。また動く時に使うからね」と、カラダに取り込んだブドウ糖の吸収を絞るそうです。これを真っ先にやるのが脳。
脳は酸素やブドウ糖を、ひたすら消費するだけでも貯めておくことが出来ないから、血流が絞られて(なのかな)、ブドウ糖が脳に供給されなくなると、やる気がなくなる=寝なさい、という指令が出るそうです。
これが繰り返される=常に「何もしないでください」という命令が出続けると、なんと、ウツになるのだと。幸い、自分はこれまでウツを感じたことが無い、いや、ひょっとしたらウツだったのかもしれないけど、絵描かないと家賃払えないのでとりあえず何とか切り抜ける、という人生なので、実際ウツになるとどうなるのか解んないのですが、この「正しく座れない」というのが常にこの奈落の淵を歩いているような状態なんだなーと思いました。
そこで、今月は絵を描きながら、座り方の研究をしてみました。アーロンは、腰のサポートがあるので、それに頼ってしまうと、どうしても腰が後ろに寝ます。
あ、でですね、「腰」というのが、実は骨盤と背骨のつなぎ目……うーん、ベルトが通る位置といえばいいのかしら、のイメージでしょ。それがどうやら違うんです。腰ってのは、お尻の割れ目のはじまり、仙骨がある所をイメージして。そこに腰のサポートをあてると、お腹が腰骨の上に乗る感じといえばいいのかな、そんな感じで、座れます。
そうすると、腹筋にほんの少し負荷がかかって、血流が上がる気がします。そうすると、脳にもちゃんとブドウ糖が供給されるようで。書きやすくなっています。
で。最近はここの挿絵、ちゃんと描こうと思ってるんです。テーマは「らくがきノート」。そのまんまか。ちょっとえろい、でも、モロ表現はしない。という線を狙おうと思っています。
挿絵を描く時間、これまでは1時間以内って決めてたんですけど、ちゃんと時間かけて。あとあと、まとめて作品化もできますしね。でも、ここは初出になるので、これを寝かせて、しばらくして、おかしいところを直します。作品集はその直したものを出すことになると思うんですけど……
って、思ってたんだけど。上文を書いた翌日。ただ今文章を加筆修正しています。↑の挿絵の状態、これで、「1~2日置く」んです。そうすると、変なとこが見えてくる。これが仮絵って言われるやつです。商品はそれを直した状態、となる訳です。この絵は線も整ってないし、レイヤーも無視できるから、すごく修正しやすいんです。
じつは、自分、これまで仮絵をほとんどやらないかったんです。出来たらドン、はい次作品作りましょう、描けないのは自分の実力です、ぐらいに思っていたんですけど、これまでの超消費型社会が落ち着いてきて、もっと1つの作品に時間を使えるようになってきた感じです。なので、最近は仮絵を作るようにしています。
でも、火曜更新のブログに合わせようとすると、土日にはここまで描かないといけない。ここからまたペンを……となると、あれま、作品作る暇ないじゃん。。。。
うむむ。とにかく、10月内には新作出します。