ためらうことに 慣れすぎた素肌の上で 事件を起こせ

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9月末にかけてほぼ全週末に予定が入っております高石です。リアジューですか?いえ、貧乏ヒマナシともうします。多分今年は、完全にキャパオーバー。でもやってしまえば何とかなるものだとクワトロ大尉もおしゃってたので頑張ります。そんなこんなで、挿絵はすみません、プリ本からです。また競泳水着か!!!すきなんだもん!!!!
新作、お買い上げほんにありがとうございます……!!その好きなものを描いてそれを売れるなんて、素敵過ぎる世の中です。嬉しいお言葉も賜りましたよ!あ、その、コミティアレポはまた、描きます。ガチ忙殺なうでして。
ただ、どうなんですか、イラストってのは本になってこそな気がして。デジ販売において、絵だけの作品には多少なりともギミックというか、ひとひねりがないと、お金を出して頂くという部分に物足りなさを感じてしまうのも事実です。
そうそう、DLコメントのほうにもご感想を頂けるのですが、具体的に書いてくださる方もおられて、とても栄養になっております。今回も「過程や台詞も見たい」というご意見を頂けまして。買い手としては、これはめっちゃ解ります。
自分は、えろ作品を買う時に、絵の上手さとかで買うのは「参考書」として買います。お手本ですね。エロい気分で見てません。でも、絵がつたなくても(お前が言うな)、その作中に流れる雰囲気というか、空気みたいなものが好きで買う時は「欲しくて」買います。ウチのウリは多分後者ですので、事件は会議室ではなく、読者さんの脳内で起こさないといけないのです。
今回は、自分が「競泳水着を描きたい」という所まで行って満足しちゃってる部分があるので、競泳ファン(どないやねん)の方にはご満足いただけたかもしれませんが、エロチックファンタジィとしては、脳内で事件を起こせていない分、マイナスはあったかと思います。ずみまぜん。
んで。次の作品ですが、マンガです。なんていうんですかね、もっとみなさんを世界に引き込みたいなって、最近強く思うようになって来ました。事件を起こしたいです。多分、描けるものの幅がちょっと広がってきたからなのかなって思います。作り手は毎回、溺れる寸前あっぷあっぷしながら作るので、完成というゴールの岸辺になんとかたどり着く事ばかり、考えてしまいがちです。でも、ちょっと余裕出てきたら、もうすこしエンターティメントできると思うのです。
つづく(まじ?)
次回、本気をタテにして。未熟な革命。お楽しみ下さい!(まじ?)