斬りますよー!

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今日も暖かい……いや、ちょっと暑いくらいの関東平野です。皆様のほうはいかがですか?北海道雪ふったとかいうじゃありませんか。あれ、ことし紅葉前線って聞かなかった気がしますけど、四季の移り変わりも矢のごとしなんでしょうか。

さて。今日は人気シリーズ、エロ同人作家が社会を斬ります。全然人気じゃありません。最近、よくNHKでやってる「資本主義の崩壊」についても、さもありなんでちょっと語ります。わお!

その「資本主義の崩壊」は、アタシのアタマで理解できるうわっつらで言えば、これまでの、金持ちと貧乏人が出来てあたりまえだよねーって世の中で、貧乏人がいっぱいになって、その人たちがガチギレしてきたからまずいよなー、ってことなんでしょうか。もっと深いところには、国より企業が強くなってしまった、みたいなのもあるのでしょうが、そんな感じでとにかく、今、コレまでのおかねの仕組みがどうなんだ、ってことになってるようです。

ただ、こういうのって、その偉い人たちが、「自分たちに都合が良くなるかもしれな」ければ言い出さない訳で。言い出したほうが得な人が言い出してるわけで。その最先端が海外の、強い言葉、カゲキな言葉で政治を行おうとする、もしくは行う、あの人たちだと考えます。

どういう考えかといいますとですね、多くの人って、イヤだなーと思ってても声あげないんですよね。我慢を我慢と思わないと、あんまり不満に直結しない。でも、だれかが言ってくれるとそうだそうだーってなる。しかも鬱憤晴らしになるとすれば、先のことなんか考えないで同調する。そして問題なのは、この騒動の先に、だれもが「自分の想像する今より良い未来」があるとぼんやり感じている。

唐突ですが、たとえば、あなたが、ケンカを売られたとします。相手が刃物を出しました。でも、コレは同時に、ナイフを出した本人も、そのナイフで自分が傷つけられる可能性があることを意味しています。素人のナイフなぞ、多少の格闘術経験者相手には、なんのアドバンテージにもなりませんし、やらなきゃやられる、って相手を本気にさせるだけです。そこにナイフが存在しなければ、自分だって切られはしないのに。カゲキなことをいう人についていっても、最後はその刃は結局、支持者に向けられる可能性が存分にあります。

そしてナイフで勝ち取った未来は、常にそのナイフで脅され続ける未来です。このナイフは「カゲキ思想」と変換できますが、もしくは「お金」とも変換可能です。それが現代社会ではないかと。じゃあどうするか?ナイフを全て取り上げるか、全員にナイフを渡すか。

……いや、そうやって「平等である」必要ありますかね?みんながみんな、リッツカールトンでご飯食べたい訳じゃないでしょ。おうちで食べるしょうが焼きサイコーでしょ。ナイフを出した相手が「オレはこれから、このコンビニでじゃがリコを買いしめるんだ……!!邪魔するな!」って言ってるんだったら、邪魔しなくても良い場合があるんじゃないかしら。人を屈服させるのが好きな人はずっと好きだし、のんびり暮らすのが好きな人は、それが正義だし。

でも、こんなふうに思うのは、今の自分が「そんなに不幸でない」と思ってるからだと思います……が……着地、ヘタですみません。ただ書いただけになってしまった。でも重要な事だと思うの。だから書いたの。ね。

金曜コミケ発表です。おみのがしなく!!