「メニューは察して」風潮について。

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今日はちょっと過ごしやすくてよかったです。皆様の方はいかがでしたか?すぐにまたサマーですね。今日はちょっと素敵な話を書こうと思ったのですが、ガチで暑くなる前に、書き残したいことがありまして……それがちょっとグチグチ感なんですよー。

でもですね。そのグチグチをソフトに書くと、読み返したとき多分自分に引っかからないので、乱暴な言葉を使ってしまうことをお許し下さい(後日に読み返して自分に引っかかるのは重要なことなのです……)。今日のお話は他人のことなので上から目線でえらそうに語りますが、過去の自分が何も解ってなかったことは否定できませんしません。分野は違えど、散々恥かいてまいりました。思い出しましょうね高石さん。では吟じます(?

ツイッターの話題で恐縮ですが、「こんなひどいクライアント(またはイラストレーター)とのやり取りで、無茶なコト言われた云々」系のお話を良く見ます。ほんと、よく見ます。世間知らずが割り食ってツイッターとかで愚痴言うのは別にどぉでもいいのですけど(既に言い方ちょっとトゲあるでしょ)、風潮というか、なんというか、「クライアント」とか「エンジニア」「プロジェクト」などなどのそれっぽい言葉を好んで使うわりにどっちも(また乱暴な言葉を使いますけど)、「ごっこ感」満載なんですよ。

そのギョーカイ言葉もどきみたいのも、いま、会社で普通に使ってるし、実際ギョーカイ人がツイッターとかで垂れ流してるから、みんな普通に使っちゃうんだろうでしょうけどー……って、いやこの便利なヨコモジも、思考停止を助長しまくりで、仕事のやり取りが解ってない人間もその気になっちゃうという点で自分はキライなのですが、ああもう、それはいいや、長くなるので続けます。

もっともそのごっこ感が拭えないのは、ビジネスライクにしたいクセに、自分のおしながきなさ過ぎというか、各自、自分のお店の「メニュー」がないんですよ。すごく重要な部分も「この部分は察してね」みたいな感じで。いちばんビジネスライクにしなきゃいけない「メニュー」が無いってどういう事なのですかもう。

そりゃあ、自分のメニュー作るの大変ですよ。事細かにココまではいくら、これ以上はいくら。めっちゃ大変ですよ。状況をたくさん想定しなきゃだし、それ個々に自分で自分に値段を付けるのですから。でも、このイラスト受注を仕事とするなら、「自営業」な訳で、自営業のお仕事の半分以上は、その会社の方針であるメニュー作りですよ。実際の作業は「オーダー処理」です。そんなんバイトの仕事ですバイトの。ここはやらないで、アテクシいらすとれいたーでえすイエーイとか。こんなの、ごっこ以外のナニモノでもないの。ねえ。

よっぽど人対応スキルがあって、どんな状況でも上手くこなせるなら別ですけど、金取るなら、自分でレール引いて、その上にお客さん乗せないと。お客さんだって困っちゃう。それで何回も何回も同じレール使いながら、整備していくもんでしょ。そのレールが適当だから、自分のトコで回せないお客さんを見きわめられないだけなのに、誰が悪いだの何がどうだの。もー。

最初はしょうがないけど、とりあえずレール作らなきゃ、永遠に同じ事の繰り返しなのに。そのあたりについては、案外誰も話さないのよねー。まー自分もツイッターじゃ言わないけどさああ。でもこうやってブログでぐちってれば一緒なんだけどさあー。でもさでもさちびっ子達が「最強のロボ決めようぜ!」って盛り上がってるとこに「イデオン最強だから」ってイデ発動についておじさんが割り込んでも仕方ないでしょー(MAX上から目線

はい。前置き長くなりました。10年ちょっとこの業界でやらせて頂いて。ようやくらばた絵のおしながき見えてきました(え、今さんざんえらそうに語ってなかった?)上の挿絵は、新しいカラー本の開発中です。

主線は黒系。塗りはアニメ塗り+らばたエフェクトです。エピソードを感じさせるイラストで、お客さんを異世界ラーバタスにお招きします。値段は基本¥1000を超えない。おっぱいは膨らむもの。ちくびには挿入れるもの。ストーリーがあるモノが多く、丸呑み方面にも強いです。

春夏冬には必ず新刊でます。他にも合間をぬってプリキュア、じゃないや、ウチのオリジナル作品を作ります。ラーバタスはこういうサークルです。そんな商品をお出しします。どうぞチェックしてください……というおしながきです。宜しくお願いします<(_ _)>

あ!進捗!カラー本残り5Pだから、今週~来週中には行けそうな予感!