オレ この戦いが終ったら

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なんか、今年は嫌な梅雨ですね。なかなか体がなじまない。オフの日は寝て起きてとダラダラしてしまいます。まぁ、同人家業にオフなんて無いんですけどね。へへん(?

結構前にもこのブログに書いたのですが、自分のらばた作品の中で、自分で好きなランキングのかなり上位に入るのが2008年に描いた「マーガレットマイラブ」というマンガです。これは描いている時も夢中だったし、すごく一気に描いた覚えがあります。

でも、コミケではあんまり売れませんでしたし、DLさんでも、当時は微妙でした。なので、DL作品は方向性を見直していくことになるのですが、やはりどこかで、マーガレットみたいな作品を作りたいなぁと思っていました。

で、そのマーガレットみたいな作品とは、どんな作品?何がイイの?ってことなんですが、実はコレまでよく解らなかったんですが、プリキュア漫画描くようになって、解りました。マーガレットはいわゆる「物語してる」んです。カラダの描写だけではなく、ココロの物語になってるんだって。

例えば。エロビデオに求めるものは、カラダ描写です。女優のエロいカラダです。ココロ描写とか、全然いらない派ですし、インタビューなんか見たことありません。刺激重視。今描いてるのも、そんな感じのエロ描写メインの作品です。丸のみですしね。

でも、そういうのは、方向性を絞って、カラーCGでやればいいんだなって。最近なんとなく整理できて来ました。漫画という形式は、もう少し、読み手のココロに踏み込む力をもっています。せっかく漫画なんだし、ココロのやり取りをもう少し描きたい……って思って作ったのが昨年末のアデルなんですけど、まぁ、やっぱしコレもDLさんではあんまり人気でず。

そのアデル、コミケでは、お客さんとして付いてくださった常連さんが中を見ないで買ってくださるので、あの時のマーガレットよりは出てますが。おうちでご覧になって、楽しんでいただけていれば良いのだけれど……とイチマツの不安を抱えてしまいます。

つまり、らばた作品の方向性として、漫画作品はどういうものか、カラー作品はどういうものか、って、バチッと打ち出して行かないと、お客さんも買いづらいと思うんですよ。なので、このあたり、きっちり区別して。今のが終ったら、また、その、マーガレットを超えるようなお話作品を描ければなぁ、て思っています。

先生……オレ、やっぱり、お話を、描きたいみたいです。エロ同人屋なのに。でも、しょうがない。描きたいんだから。ねぇ。
あ、進捗。締め切り延びたと思ったら、今週ちょっとサボっちゃいました……からだがダル重なんです……梅雨のせいです……(T_T)