ナニは体、気は心。

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寒いっすよね!メチャ寒いっすよね!みなさまいかがお過ごしですか。自分は室温が20度以下だともうダメだということが解りました。なんか、暖房付けたらいけない気がしていたんです。寒くても我慢!という薄着至上時代にそだった名残です。限界突破した今はもう暖房たよりまくりです。

そして。なんか、今年は、頭がクリアーです。ナニを作るか。その方向性について。そして、らばたの未来について。今、思考はその岐路です。

グランドラインは、もう、これは変わってない。夢は、「いつかはエロチックファンタジーの、長編のお話」です。長編といっても、小説型なら、文庫本300~600P程度。永遠のゼロよりすこし薄い。

何故長編か?世界を旅する、キャラクターを描きたいのです。それには、キャラクターの時間と共に、読者の時間も必要じゃないかって思うんです。積み重ねたい。でも、これは、DLで売り物になりづらいことが、よく解りました。市場としての不適、あと、自分のジツリキ不足。事件のみを転がしてお金を頂けるジツリキにない。

では、マンガ型で? うん、もう少し描ける様になったらアリかもだけど、やはりヒロインが継続する「エロマンガ」は難しい気がします。となると、「ファンタジーマンガ」で、ちょっとエロいというポジションに。これも、ガチエロ求めてるお客さんにはお出ししにくい。ということで、いつか、余力のライフスタイルとして展開していければいいのかなぁなんて思います。イメージはナウシカのマンガ版です。すげーな自分。余力でそんなの出来るんだ。へぇー。

で、そのマンガなんですが、あんな感じの一方通行マンガばっかり描いててナンなんですが、マンガで描きたいのはヒロインのココロなんです。ココロを際立たせようとすると、シチュは抑え目にしたくなり、今回のような結果に。他にも理由はありますが、商品ではなく作品を意識してしまった感はぬぐえません。

しかしお菓子、製本版の方は順調に買っていただけておりまして。ここに、製本版のお客さんとDL版のお客さんの趣向の違いがあるのかななんて思います。もしくは、製本版出るのわかっててそちらを買っていただいてるだけかもですが。どちらにせよありがたいことでございます。御礼申し上げます<(_ _)>

で、話戻りまして。ココロを描きたいと。描ければ、別にマンガじゃなくて良いんです。お話付きCGでもなんでも。でも、ココロを描くと、読むのちょっと面倒、となってしまうご貴兄もいらっしゃる気は、しています。正直、自分がそうでした。でも、今は、ココロが動く作品の方が燃えます。歳だからすかね。

何かの本で、「人はみんな、ココロに穴が開いていて、その穴を撫でて欲しいんだ」ってのを読みました。撫でてもらうとすごい気持ちいいし、存在が肯定される気がすると。とすると、気持ちいいセックスとは本来、お互いにそのココロの穴を撫であう行為だと。いわゆる構ってチャンは、撫でられたいだけで相手を撫でる気が、最初からない人だそうです。これがいわゆるマグロちゃんということなのかなと思います。

これは、「表面上がどんなに微妙な女性でも、マグロじゃなければ付き合うに値するし、マグロ臭がすれば、どんな美人でも絶対付き合うべきではない」というMy二元論に合致します(どんな持論だ)。つまり、「付き合う」とはココロの穴を撫であう行為で、やりたいだけのセックスは、相手の体を使ったオナニーだ、とすれば、マグロだろうとナンだろうと問題ないわけです。付き合いたいのか、オナニーしたいのか、の差です。

リアルとバーチャルでは差があると思います。僕がアダルトビデオを見るときには、このマグロちゃんを求めていました。そこに、ココロのキビなどいらなかったのです。刺激的な映像、揺れる乳があれば、満足でした。これがストーリーの要らないAVの正体なのかなと、今は考えています。

この両者のどっちがいい、じゃなくて、商品としてはどっちも存在できますし、好みも五分五分だと思います。でも、作り手はそこを明確に意識して、両のベクトルを別けるか、ブレンド具合をきちんと調節して出すことが大事だと知りました。

今日、ちょっと思考が踏み込んでる気しません?でしょでしょ。 じつわ。すごく頼りになる相談相手に出会えたんです。自分の思考を相手に渡して、その相手もきちんと思考を持っているから、その中を通してもらって、また返してもらうと。すると、その思考ものすごい質量みたいなものを帯びてきて、輪郭が付いてくるんです(ゲージツ的表現か)。

来週は新作の方向性、出します。もう一週間、吟味させてぇぇええ!以上現場からでした!