おかげさまで、コミケはなんとかスペースを頂くことが出来ました。よっしゃー、マンガを描きましょうってなるのです。
ボクノココロは、このように推移します「今回はがんばっちゃうぞー!ウマイ絵をかくぞー!まるで商業誌みたいな絵にしちゃうぞー!」.。 で、とりあえず快楽天(エロマンガ誌)とか買ってきちゃって、ああ、やっぱみんな絵ウマイなぁと。ん?でも、デッサンは破綻してたりする人いるぞ。けど、仕上げでそれっぽくするのがウマイぞ。なるほど、仕上げ勝負なんだぁ~!とか。
んで。ひととおり見終わって、問題はココから。マンガの内容をろくに覚えていない。お兄ちゃんとお姉ちゃんが出てきて、テキトーな理由でヤってた。そして絵がきれいだったなと。いくら参考にしようとしているとはいえ、マンガを目の前にしてマンガを読まないなんておかしすぎる。ましてや、好きなはずのエロなのに。
あれ?エロマンガってなんだ? ちょっと考える。僕が、一番エロマンガ誌にお世話になった時期は、学生時代。お金が無くて、手に入るその手の物が、それしかなかった。今の学生は今はPCあればなんでも手に入るから、多分、この需要はもう、ない。
あれ、エロマンガ、何で読むんだ?単純にマンガスタイルが好きな人、この形態が好きな人だと思う。セリフもあるし。そこでさらに。「同人誌読む人」って?何で買うの? この作家さんが好きだから、ってのはあると思う。僕が買うのも、絵の好みが大きい。
でも、その人が商業行くと、買わない場合がある。編集の手を感じる場合。ああ、作家さんの好きな分野以外で描かされてるな、ってときは、買わない。てことは、これは「作家買い」なのかな。最近はツイッターとかで身近に感じていれば、なおさらだと思う。
もうひとつ同人誌を買う理由を思いついた。それは、商業誌ではありえないことがおこる。好きなキャラが脱いじゃうってのは解り易い理由のひとつ。つまり二次。他に、どマイナーなジャンルだったりすること。ウチは多分これ。異種姦。よし、じゃあ、商業レベルの画力で異種姦を描ければいいのかな?これは多分、ひとつの正解。以上ここまでは絵の問題。
そして。マンガにする上で重要な問題。前述の「マンガの内容を覚えていない」だ。どーせヤルんだろこの子、という目で見ている子に、エロは感じられない。エロは絶対「え!?この子が!」は、ありたい。かといって、エロビデオで最初のインタビューとかマジいらない派。あれは、作り手の安易な「こんな子が」演出にしか感じない。作り手も見るほうも、誰も得してない。
すみません長くなりそう。ちょっとまとめます。商業誌の「内容」とは、女と、読み手目線の男がヤる話。多分、僕はこれに萌えない。女教師だろうが先輩だろうが、エロビデオの方がいい。そもそも、僕はエロマンガ誌を滅多に買わない。でも、「これが載ってたら見たい」ものってなんだろう……あ、キタぞなんかキタぞ。「見たことないもの」だ。多分、それが僕にとっての「異種姦」なんだ。そして見たこともないものを見たいというのは、ハカらずも、ファンタジーの根源だ。
実は、うち、モンスター相手なので「読者をどの目線に」で、すごい悩んでおりまして。男と女なら、男目線になれば、簡単です。好きな子とヤれるまでを描けば良い。男主人公がその女を好きである状態は、セリフと会話で伝えられる。でも、モンスは喋らない。例によって、困る。
つまり、読者が好きな子が、モンスにやられてる所を見たい。読者は外側から世界を眺めるってこと?それは、いつものお話スタイルで、できる。そうじゃない、マンガには世界に踏み込めるという機能がある。読者さんをらばたの世界にご招待したい。
そうか、「主人公は読者」。ドラクエ式。これをやりたいのだ。冒険に出る、あなたの目の前で、あなたの好きなお姉ちゃんがヤられる……いや、そこに居たら、見てるだけじゃ嫌だよね。あなたもヤりたいよね。モンスターから助け出す?イヤイヤそんな展開は要らない……でも、登場人物に男と女がでてきたら、エロマンガなんだから、結局やるよね。
これだと、異種姦じゃないよね。でも、ファンタジー世界でのそういうのはちょっとみたいかも……あれ、いいのかな? 半分以上異種姦描写だし、マンガはらばた作品の中ではオマケみたいな位置づけだし、他作品とちがいも出るし、あなたが登場するのは、逆にやっぱアリかも!
ああ!これなら読みたいぞ!いい?聞いてこういうこと。読者様は、主人公の男の子になって、クエストに出てもらいます。付き添いのお姉ちゃんがいます。あなたを守る為に、お姉ちゃんはヤられます。無力なあなたは手を出せません。目の前で大好きなおねえちゃんがヤラれる状態です。お姉ちゃん感じてきます。それを見てあなたは興奮してきます。お姉ちゃんとヤリたいと思います……このあたりから、らばたの設定が生きてきますぞ。この世界では、付き添いの女とヤルと、女が死刑?なんです。こえええ。男少ないから、少年は大事にされてるの。え、少年なの?おっさんよりいか。で、少年、ヤリタイヤリタイヤリタイになって……よっしゃ!見えてきた!しかもこれ描きたい!描けるかな?描くぞ!これを最初に言った、なるべく高いクオリティで頑張ろう!
ことしのらばたは、叶えます!!あなたの願い!!(倒置法