世界はまるでメリーゴーランド

131104s.jpg

今日は月曜ですが、この心の衝動を書き残さないわけには行かず、やおら筆をとりましたいやPCを立ち上げました。

日曜の朝はきっちり8:15分に目が覚めましたが、大学生が道路を走ってました。ああそうか、今日はプリキュア無い日なんだ。増幅するジャネジー。この言いようの無い敗北感。

しかたなく、お部屋の片付けなどをして、そうだ、天気も良いから(そんなによくなかったけど)少し自転車で遠出をしてみようかしらと。運動不足だしと。ふらふらーっと出かけた先に、大きなイオンモールがありまして。イオンなら近所にもありますが、なんとなくよってみようかしらと思って。

すると「1Fローズコートにてドキドキプリキュアショー 12:00から」の張り紙。今11:00。きっちり1時間前に到着。ふーん。偶然だなぁ。まぁ、ヒマだし。ちょっとみていこうかな。いい歳した大人が気ぐるみショーみてもねぇ。へぇ~主題歌の歌手も来るのか。

伝説の戦士5人が登場。後に続いて、吉田仁美さんと黒沢ともよさん。本物可愛い。ガチ可愛い。OP歌いだす。まさかの生歌。なにこれ。毛穴が全開。僕がゼントラディなら、間違いなく死んでる。すごい。最前列の子供たちヘドバンしながら狂ってる。僕は2階のほうから見てる。子供たちが来たら前に入れてあげて、お母さんに挨拶される。その際は、後ろを振り返り「あれ~うちのママ遅いなぁ」感を出す。でもきっとバレてる。

黒沢さんが吉田さんにまさかのリクエスト(台本)。「イェイイェイ歌って欲しいなぁ」。まじか。ドキプリメンバーによるイェイイェイ。振りのキレがすごい。さすが中の人同じ。子供たちノリノリ。僕は動き出さないように全身にチカラを入れている。なんとフルコーラス。黒沢さんも、舞台袖で一緒に踊ってる。完璧なフリつけ。そうですかあなたが天使ですか。ほぼ毎日聞いてるこの曲。この時点で少しもう、目頭が熱い。

映画の紹介と挿入歌(綺麗なバラード)のあと、まってましたラブリンク。もう泣きそう。泣きそう。片足でぴょんぴょんとぶとことか死ぬほど可愛い。気ぐるみなのに本物にしか見えない。なんだろうこの幸せ。ラストはププププリキュア。死ぬほど、というか死んだかもしれない。これが「可愛すぎて生きるのが辛い」という状況か。

最後、握手会と、プリキュアと記念撮影。CD買うと参加できる。僕は参加しなかった。お金もったいなかったんじゃない。僕の中の最低限のたしなみ。この線越えたら、絶対戻れなくなる。ハートに抱きつく女児。ダイヤモンドがしゃがんで、女児と腕を組む。エースに抱きしめられる女児。めちゃくちゃ、めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃうらやましい。僕が大企業の社長で、会社を売る代わりに、これが許されると言われたら、売っちゃうかもしれない。次は生まれ変わったら絶対女児になってやる絶対にだ。

まこぴーの後ろ髪。クルって巻いてた。すげーーーーーー可愛い。アレでかなりやられた。どうしょうもなくやられた。ロゼッタの毛先はリスみたいに茶色で、もう。これももう。

実は抵抗があった。ああいうショーは、やはり女児のもの。結婚し、子供を育ててるという選択をなしえた父親だけが堂々と観覧できるもの。僕にはその資格は無い。大友向けのイベントに行くべきだ。しかし、自転車で小一時間(結構走ってんじゃねえか)の場所に5人そろう上、大好きな仁美ちゃんたちも来るとなりゃ、それ以上葛藤するのをやめた。なるべく、後ろのほうで、皆さんの邪魔にならないようにすることで免罪とした。しかしこの処理しようがない感情が、余計に罪悪感を増幅させてしまう結果となる。

その夜、秋葉で、くどまゆら豪華メンバーのライブがあることを知る。どうしよう。どうしよう。でも腰と足がいきなり筋肉痛で遠慮させていただいた。まぁ、イオンって広いよねー、という手記でした。