イッツマイラーイフ

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とても嬉しいことなんですが、いまだに、かなり前の過去作、それも高石作品を購入してくださる方がおられまして。昔のはいろいろアレなんで、買っていただくことに、恥ずかしさもかなりありまして。また、それらの作品について、DLさんのコメントやレビューなどで応援してくださったり。作り手として、とってもうれしい瞬間です。

で、先日も、過去作のレビューをしていただいて。この頃の作品によく頂く言葉が「絵はアレだけどなんかえろい」、と。この、絵はアレだけど、に、以前はもうかなりド凹み喰らってたのですが、もう今は純粋に褒め言葉として頂けるようになりました。だって、可愛い絵が売れる傾向の中で、アレな絵で認めてくれる方がいらっしゃるのですから。コレは完全にメイン武器でしょ。波動砲でしょ(それほどじゃないだろ)。

この日誌にも、最近はよく(というか毎回)プリキュアのイラストが登場するのですが、これはやっぱり、自分は絵がアレだ、という認識は強くもっていまして。アレな原因は何かって言うと、可愛いものを知らない、正解を知らないということが一番の原因だと思い、今更ながら、可愛いを描けるようになりたいと言う気持ちからでもあります。もちろん彼女達が大好きである、ということは大前提です。うん、大好きである。すごい好きである。

で、その頂いたレビューを拝見していて、やっぱ、こう、クルものがあります。らばたの本懐を忘れてはいけない。自分しか作れない(=作らない)世界を、お届けしたい。コレは変わりません。この軸足は、ブレないようにしていきたいと思います。

で、その世界とやらを、いま、小説的に書いてまして。最終的にはA5の横書きで製本に回せればと思ったのですが、こないだのコミティアで手に入れた、同サイズの横書き本。フォントも同じくらい。これが、まぁ、あなた、読みにくいったらありゃしない。

らばたが製本にするコンセプトは「ベッドで読めること」です。寝る前に、寝起きでも良いすけど、ベッドで寝転んで楽しんで欲しくて、本にしています。あの時間がファンタジーに最適だという研究結果が出ているからですぼくんちで。でぇ、仰向けでA5本を読んだときの、しかも横書き左とじの読みづらさって、こんななんですね。欧米はみんな左綴じですから単純に、日本文化の縦書きの小説本慣れなのかもですが。

いわゆる市販の「文庫サイズ」って、寝転んで仰向けで読むとき、ホントに手の幅とか、ちょうどいいんですよ。さすがだなって思いました。A5でもまだ縦書きの右とじなら読みやすいのかな。こんなところをちょっと考えながら、頂いたレビューを胸に、日々、エロ同人業界を流浪していこうと思っています。