10年を、取り戻したろかと。

130326 のコピー

簡単に春にはしてくれませんね。ダンカンシフォンな毎日ですが皆様いかがお過ごしですか?それどんなスイーツ。

ビートは、もともと敵側だったじゃないですか(キュアビートを皆さんが知ってるという前提で話している俺カッケー。カッケー?)。彼女は、悪モンの幹部から、途中でプリキュアになるんですけど、彼女が登場するスイートプリキュアという作品は、そのビートが寝返った感じを最後まですごく丁寧に描いていたんですよ。そのあたりについての高石自分語り、今日もイキますイヤッホゥ。

えと、僕は幼稚園の頃に、東京から静岡に引っ越しまして。ぶっちゃけ、東京の記憶はあまりないんですけど。で、静岡に引っ越して、その時、これからご近所になる人に母と挨拶にいった記憶はあります。その時、うちの母は、自分は東京育ちで、田舎暮らしになれてないのよオホホ感を全力で出すんですよ。うがぁ。

幼稚園生ですよ僕。なのに子供心にも、おいおいおいそれはないだろ、ってのは、びしばし感じてました。まぁ、その後の記憶補足もあるでしょうが。で、当然、新しいご近所さん達には、僕はそういう家の子、という目で見られるわけです。子供同士でも、何故かハナっから勝負を挑まれてくる感じを良く覚えています。トゲトゲで来る感じです。

で、そういう状況にいると、なかなか溶け込めない自分をなんとか肯定するために、イナカモンはコレだから的な理由を無理やりつけて、自分は人と違うんだ、と一生懸命思い込ませます。夕食時に毎回、母の寂しんぼ愚痴を聞かされていたことも、今思えばかなり影響したかと。だからTVに逃げてたのに。この頃、飯時にTV消せとか言い出す学者が多くって。

あれ、ちょっと重い?本人はもうネタ化してるので、そんな重くかんじてないす。続けますね。で、当然、ともだちなんか出来ないですよ。多分、こっちがどこかにそういう態度を取ってるからかと。同年代でも、呼び捨てで呼び合えるような仲間は、なかなか出来ませんでした。いやたぶん、今も出来てないんじゃないかな。自分は、人と、そういう付き合い方は出来ないような気がして。

別に全部が母のせいとは思いませんが、たぶん僕はそこらへんの殻をいまだに破れていないような気がします。で、オハナシはプリキュアに戻りますが、ビートはそこらへん、すごく、苦労して、恥をかきながら、自分に素直になってゆきます。あの頃に見たかった。ビートと一緒なら、出来た気がする。男児なのでプリキュア見てなかった可能性大ですがああ。

で。その東京MXで放送していたスィートは、今日最終回でした。友情とか、あきらめない強さとか、すっごい簡単に泣くようになったのでわんわん泣きましたが、やっぱりアコ達の「家族愛」を表現してるところでは、ぴくりとも涙腺が反応しません。困ったモンです。

実は、東京MXでは、次は「二人はプリキュアスプラッシュスター」が始まります。こーなったら、プリキュアたちの10年すべてを、全部見てやろうと思います。きっと多分、何かに気がつくから。それに、コンプレックスって、創作にとってすごい原動力になるんすよね。そして。この歳でプリキュアにハマれるという点についても、案外自分の生きてきた道は、嫌いではなかったりします。

ちょっとエロ同人サークルのブログ(そうなんだよねココ)には不向きかもしれないけど、こういうの書き留めておくと後々製作にイロイロ使えるんです。許してネ。