ディセンバー・ブルース

101205.jpg  あーーーもう、12月になってしまいました。葉を落とした木々が、夜風にとても寒そうです。皆様ご機嫌いかがですか。根無し草詩人の高石です。毎年のことですが、どうしてヒトは、いや私は、こんなにも計画性がないのだろうと12月になるごとに思います。今年すべきはずだった、年に6本の作品発表も、アン・ハサウェイとのデートも実現できないままなんです。もはや私はどうすればよいでしょうか。そんなものは知りません。

 最近お茶を濁しまくっていた新作情報です。作りかけのが、現在「4つ」。もう、バカでしょまさに。どれでも良いから完成させろよとか思うのですけど、途中までつくっちゃぁ「何か違う」と、保留に。結局勢いを削られ、なかなか再開できないという始末。今日はまたそんな心情をゲロさせてください(汚い)

 ある程度物語を作り続けていると、自分の作り方スタイルというモノが確立してくると思うんですよ。私の場合、それは「ドライブモード」(命名おれさま)と呼んでいるやり方で、あまり「先の展開ありき」でおはなしを作らずに、いまの主人公がとっている行動に、ピンチをふっかけるようなやり方です。この日記も、めちゃめちゃドライブで書いています。

 ところがモノカキの本とかを見ると「短編は帰納法で」とか、「先にラストを決めて~」みたいな書き方を推奨しています。すると、自分を持っていない私は、本に載ってるんだからこれが正しいんだろうなぁと思って、自分のドライブモードを否定し始め、ラストありきで書き直します。でも、ラストありきなんだから(書いている本人だからというのもあるんでしょうが)冒頭からそんな匂いがプンプンして、結局書いていてつまらなくなる→読む人もつまらないだろうなぁ→保留へ。という宜しくない流れです。

 で。ああ、文章からはじめるからいけないんだ、と思って作ったのが前回の作品で、描きたいエロ絵から入っています。正直、楽に作れました。描いてて楽しいのもありましたが、作品をUPしたとき、やり遂げた感はいつもより少なかったかもです。そこで、いつもの自問が始まります。あれ、オレ「何」やりたいんだ?「作品を出すこと」なのか?いったいなんなんだ……?いつも自分に聞くけど……Hold me tight そんなことさえ わからんように なったんか……?

ちょいと、新作情報じゃないじゃないのさ?
製作中の王妃のドレスに死にかけまして、多分、朋美です。