
もうね、時間ナイナイ言ってても仕方ないんですよ。ないモノは無い。ある中でどうやって戦うか。
最近よくよぎる「ゲームチェンジ」という言葉について、今日はれっつらライティングします。
うちの「ウリ」は、異種です。いわゆる特殊な、倒錯した「絵」です。「絵」なんです。自分は、この1枚の絵が描きたくてこの活動をしています。というか、一番最初に浮かんでくるのがこの1枚絵です。卑しいモンスターに美女が喜ばされている。
そこから前後のストーリーを考えて……というか勝手に出てくるので、あんまり考えてないんですけど、そんなふうに制作をしています。
でも昨今は、AIの進化で、特別な知識がなくともそういう1枚絵を出せる(のよね?むずかしいの?)ようになってます。そして作れなくても、X見てれば、ピクシブ見てれば、いくらでも流れてきます。
とまぁ、こんなことはコロナ以降、散々言われ、行われていたのですが。でも以前は100人のクラスで、絵描き(供給元)が5~8人ぐらいだったから成り立っていた訳です。でもいまはそれが40人ぐらいいる肌感覚。そこまでがっつりAI界隈を追えてない自分でそれぐらいだから、しっかり見てる人は「こちら方面に興味のある半数以上が何らかの創作をしている」ぐらいのレベルかもしれません。
となると恒例の「ああ、いよいよ、自分が描く意味ないよな、潮時かな」ウェイブがやってくるわけです。みんな描ける(「描く」のとは違うのかもだけど)し。このウェイブを乗り越えるのが毎回至難の業となる訳です。
で、自分の作品の弱点というか「作りにくさ」は、「セリフが無い事だ」とよくここでもいます。というのは「悪の幹部&触手」VS「爆乳ヒロイン」という構図を例にすると、いくらでも物語は進みます。最後にヒロインは痙攣して落ちるんです。立ち上げも簡単。
じゃあお前もやれよ、というのは、間違いなく解決の一つです。でもそれに自分は時間を費やしたくない。でたよ高尚?ぶりっ子おじさん。でもほんとなんです、自分はあのスタイルがしらけてしまうんです。
「セリフがあれば、楽なはず」一時はそう思い込み、慣れない武器を手に取ろうとあがいていました。過去形。セリフがないから描けないのだ、と自分に言い訳をしていたのかもしれません。いやきっとそう。
ここまでが前振り。ここからが、解です。
①「セリフ、何のために要るの?」
→「物語を進行させやすいし」「読者に解りやすいでしょ」
②「何」を進行?分かりやすい?
→いや、だから、ウチのおはなしだってば
③「ウチのお話って何?」
→言葉の通じないモンスターとの体の逢瀬に決まってんじゃん、分かり合えない、そこが良いんだよ
④「今言葉が通じないって言ったよな?」
→
言いました。
⑤「台詞要らなくね?」
→ ぅん
自分が描きたいのは、セリフのやり取りじゃない。友達100人出来るかなじゃない。
ヒロイン達の孤独と、その下にある濃い欲求。そしてそこに同居する女性性。
ほら、台詞、要らないじゃん。
ゲームチェンジとは「誰でもクリエイター」になってしまい、異種姦絵の希少価値が薄れたこと。じゃあ、多くのサークルが僕と同じことを書いてるか? 多分書いてない。
希少性あるじゃん。
てか、こんな面倒な設定、アタシしかやってないじゃん。
問題はゲームが変わったことではなく、自分自身が、自分の描くべき本質を握る「握力」を失いかけていただけだった、そんな訳です。ぶらさがり、5秒で限界みたいな(頑張れよ
確かに、ちびっ子社員が増えて、らばた本社は毎日テンテコ舞です。時間が取れない、製作にがっつり向き合えないことを、社員のせいにしたくなくて、ゲームチェンジだからしかたないって、責任転化してただけかもです。
確かに、AIの力はすごいみたいですし、もはや本当に、誰でもクリエイターです。Xで「おお!!いい絵!」ってほとんどAIです。
それに、その「効率化」というものができるのなら、自分にとってはAIは強い味方になりえる存在だと思います。
そして。「クリエイター」って何か知ってますか?
ただ絵を描く人じゃありません。ただ何かをつくる人じゃありません。
自分の定義はこうです。
自分の中に世界を持っていて、さらにその世界について、自分の創作についての「創世神話を持つ者」です。
自分が世界、自分が神、という人です。
わたしが、神だ
またおまえか(ちょい古