確証バイアスロン大会

国民健康保険税は、3つの税金の複合体です。基礎課税、後期高齢者支援金課税、介護納付金課税。またそれらはそれぞれ所得割と均等割りに分れていて、基礎課税は所得割のもとになる数字に6.8%かけます。課税所得は、総合課税所得で、これらは累積控除前の数字です。この算出した数字を加入者分加算しますが、16歳未満はそれが月割減額50%されちゃあああああああああああああああああああああ

うっせええええわ!!!しらんがな!!!!あほか!!!

なんで2歳児が後期高齢者支援せなあかんね!!!?このオニ財源あって、なんで介護職の給料安くて人集まらんのよ!!?なんで所得の20%近くが年に何回も使わない保険証に消えんのやあああ

……取り乱しましたしかも似非関西弁で<(_ _)>

熟知とまではいきませんが、この国の税制についておおよそ理解し、書類作成と算出方法の説明ができるレベルにはなりました。もう自営業の何年もやってますが、とられるもんはしょうがないぐらいでちゃんと向き合ってなかったんですよね。小さく難解に書いてあるし。

でも今回2回も更正請求をやって、これマジでトラップだらけだ!!!?って気づいたんで、身を守るために知識を付けました。確定申告バッチこい。

って、今日のお話はそんなではなくて。Twitterイラストの「確証バイアス」についてです。聞いたことあるでござるか?突然のニンニン

自分の解釈では確証バイアスとは「自分の思い込みで、合理的では無い判断をしてしまうこと」だそうです。TwitterなどのSNSの場合、自分にとって心地よい意見ばかり集めることで、自分の意見(偏見)をどんどん強化していってしまう」というのもそれだと思います。

で。たとえば、イラストをSNSに上げますよね。その時、すごく上手なのに伸びない絵ってあります。自分のは、特に上手じゃないので伸びないですほっとけ

逆に、技術的にかなり微妙でも、伸びる絵ってあります。自分のはかなり微妙なので伸びなもうそういうのいいから

■伸びる絵

この伸びる伸びないの差って色々あると思うんですけど、Twitter、もういい加減Xにしますね、Xで伸びる絵ってのは瞬間的な感情や確証バイアスの影響がすごく大きいと思うんです。社会的インタラクション(=アクションがあったら、何か反応する)とでも申しましょうか、「反応しやすい絵」だと思うんですよね。

つまり、自分が解ってる絵、知ってる絵、見た目にシンプルで解りやすい絵、そしてRTは共有しやすい(自分のTLに流しやすい)絵、って伸びやすいと思うんです。確証バイアスとか偉そうな単語つかってますけど、その実「自分とみんなが好きだと解ってる絵」に反応するんだと思います。

■伸びない絵

じゃあ、「伸びにくい(イイネやRTしない)絵」ってなんだろうと。上記の逆です。
「自分の知らない絵、見た目が解らない絵、自分のTLに流しづらい絵」ってことです。
そりゃそうですよね。さもありなん。

面白いのは「絵がヘタである」は、伸びない決定打にならないんですよ。「内容が解ってる、みんな知ってる、TLに流しやすい、下手な絵」は、伸びます。

でもこれ、その絵に「反応(イイネ)する」が「購入する、保存する」ってなった時に、すこし状況は変わってきます。上記の「解りやすくて知ってる絵」の多くって、イイネ止まりだと思うんですよ(ジャジャン。

友達とする「昨日見たTVの話」を記録に残さないように、自分の確証バイアスに準じるものは、そこで気持ちよくなって終わりじゃないかなぁって。「そうそう!面白かったよねーー!!」で終わり。

でも、SNSってそういうところですよね。なんとなく、気持ちよくなりたくて、なんとなく開く。調べもの(って程でもないだろうけど、みんなの意見を聞くみたいな)がある場合は、調べ物をする。その表層から下になかなか行かない。この気楽さが、Xがここまで浸透している理由だと思います。

ところが、自分で持っていたい絵というのは、みんなが知ってる絵ではありません。自分だけの世界、自分だけの楽しみです。つまり描き手は、その人本人と、テレパシーで繋がることができます(言い切った

これ、たまんなくないですか? これこそが絵描きの特権です。

■漢は、黙って保存

なので、自分は、できれば、絵を見た人のフォルダに残してもらえるような絵を描きたいなって思っています。もちろんイイネやご感想も常時受け付けていますけど!!!

でも、自分は「わたし!こんなに沢山の人から人気を得てるの!」ってのは、正直、まじで無関心です(自虐ネタで「イイネ少ない(T△T)」とか言いますけど!)。

一方、愛する常連の皆様のフォルダに、自分の絵をコレクションしてもらえるというのは、これ恐悦至極、望外の喜びにあります。

もし、自分がプロの絵描きとして仕事を取りたい場合、イイネ数やフォロワー数をいくらか気にするでしょうが、もう自分の行く道は見えているので、ここもそれほど、重要ではありません。

もちろん、保存もしちゃうし、イイネもいっぱい!っていうすごい絵描きさんもおられますけど、彼らと自分では絵にかけられる時間が全く違います。神の画力と引き換えに、今の自分を形成したすべてのものを絵を描く作業に置き換えるかっていったら、それはやらないと思います。

じゃあブログ絵もうちょっとちゃんと描けよって話ですが、ここはもう、自分のありようの上下を表す記録のようなもので、いっぱいいっぱいの時の絵と、なにかノッてる時の絵の幅があったほうが自分にとって有効かなと思いまして。ここだけは勘弁してください。

■確証バイアスロン

Xは、そういった意味=数字を競う、では、レースです。どれだけ多くの人の確証バイアスを刺激して、目に見える形のリアクションをもらうか。

極端な政治思想や、世間の逆張りを声高に叫べば、いまの世界に不満を持ってる人に迎合されます。人気のキャラ絵を描いて、タグつけまくると、認知が上がります。

しかし、それは人とのつながりではなく、情報のつながりなので、発信者も受信者もその人である必要がありません。

かといって、このレースに、描く人見る人、全員が参加している訳ではありません。自分も、外からその大会を眺めている方で、参加している選手から「参加しないとか意味ないよプププ」って言われたとしても、頑張れーって言うぐらいです。

自分は、特殊な(性癖の)絵を描いて、お金を戴いております。自分の描く絵は、知らなくて、解りにくくて、他人に見せにくい絵です。伸びる要素がありません。でも、保存してもらえる可能性アリアリです。自分はそっちが好きです。

なんか持論垂れ流しておりますが(平常運転)、あれ、Xってそういうとこじゃね?このイイネレース、めっちゃ不毛じゃね??って思考に言語で輪郭をつけることができたので、今回、記録しておきました。

自分は――

みなさんのフォルダや、

心のアルバムに(昭和か)保存してもらいたくて、

絵や作品を描いてます――

――購入して、保存して、時々見返してください

――待ち受け画面とかに、どうぞ使ってください

――アーメン

(ステンドグラスから光が差す)

違法UPロードの為じゃねえ!

(マシンガンを乱射する)