世の中は連休だったのですね。らばた本社は娘様&奥様のお世話で大繁忙期でした。久しぶりに静かな時間を過ごせています。原稿に焦っていますけど。
今回の新刊はちょっとエロシーンを多くしてみています。ページ数を増やしたわけではなくって、エロシーンの割合を、です。おかげさまで、エロシーンは描きなれているので、作業時間に対して原稿の進みは順調です。
騎乗イ後背イしかも架空のモンスターが相手なんてのはお手本見なくてもいくらでも描けますが、女性が椅子に腰かけてパスタを食べてる絵なんてのは、絶対見ないと描けませんし、見てもなかなか上手くいきません。
で、エロシーンを多く描いてると、コマとコマの間に何があったのか、ってのを考えるようになります。
セリフでつなぐ漫画なら「わかった行ってくるよ」の次に、外を歩いていたのなら、ドアを開けて、外へ出たんだなって解りますよね。
「イクーー」の後のカットで、外を歩いていたら、あれ落丁かな?って思いますよね。
つまり、普段の私たちの生活にモンスターがいないので、モンスターたちはこの後どういう行動をとるのか、読者に解らないですよね。
描かないといかんなと思ったのですよ。自分だけが解っててもしょうがないですからね。
「女性がイクと脳を乗っ取って時空転移をさせたように感じさせてしまう」というモンスターなら、外を歩いているシーンは乗っ取られた証明になるので、前述のシーンはなかなかエロいことになる訳です。
このモンスターの行動こそがエロシーンそのものであって、そのモンスターによる個性的なエロシーンこそが、らばたの本質であると解りました。
解りました(IMASARA